あなたはカメラ好き?写真好き?
こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。
カメラと写真の関係って、近いようで遠いようで、不思議な関係ですよね。
カメラ好きは写真好き?
写真好きはカメラ好き?
あなたはどちらですか?両方の人も多いと思いますが。
このパターンに類似するものを挙げるとしたら、
オーディオ好きと音楽好き
クルマ好きとドライブ好き
ハード好きとソフト好き
写真を撮る行為の一部に、カメラを操作することも含まれるわけですが、前々から不思議に思っていることがあります。
写真の撮り方の本はたくさん出ていますが、カメラだけ、なぜ機種別のムック本があるのかずっと不思議でした。
クルマを例に出すと、『ステップワゴンのすべて』とか『ランドクルーザーのすべて』などの車種を徹底的に細部まで紹介する本はありますが、そこに運転の操作方法の解説はないですよね。
また、運転の仕方の本はあるけれど、『ステップワゴンの運転マニュアル』とか『ランドクルーザーの運転マニュアル』のような本はない。
一方のカメラ業界に目を向けると、『SONY α7III パーフェクトガイド』的なタイトルが、機種別にずらっと揃っているわけです。
初めて一眼を買ったときは、機種別の本を買った記憶がありませんが、初めてのミラーレス機をα7iiを買ったときは、『SONY α7ii パーフェクトガイド』的なムック本を買いました。
買った直後はもっとその機種のことを知りたくて買ってしまうわけですが、よーーく考えてみれば、操作方法は取扱説明書を見れば書いてあるのに。
うっすら気が付いてはいましたが、たとえば絞りとかシャッタースピード変えるときは、あのダイヤルをグリグリ回せばいいだけなんですよね、
例えばボケの変化とともに作例も載っていたりするので、それはそれで参考になるのですが、ハード寄りな解説が気になっていました。
勝手な憶測ですが、カメラ・写真業界って、想像以上にカメラ好きの方が多いんだということです。ごめん個人の感想です。
どこかのカメラ雑誌で、松任谷正隆さんは「写真にはあんまり興味ないけど、昔からカメラが好きだった」という趣旨のことをコラムに書いておられました。
これを読んだとき少し衝撃的で、写真には興味ないけどカメラというバードウェアが好きな人がいるんだということを認識した瞬間でした。
その気持ち、わからなくはないけど、私は写真が好きという気持ちが強いかな。
あなたは、どちらが好きですか?両方でしょうか?
またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。
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