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写真のスランプを脱する方法

こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。

今日は、写真が撮れなくなってしまった人へ向けて、「写真のスランプ」から脱する方法について考えてみたいと思います。

早かれ遅かれカメラを始めると、ほぼ必ず訪れるのがスランプです。

大きな原因は、何を撮ったら良いのか分からないままカメラを買ってしまったけれど、結局撮りたいものも見つからなかったか、同じ被写体やテーマにこだわるあまり飽きてしまったパターンが考えられるでしょうか。

ちなみに私の場合は、写真が撮れなくなったとき完全にカメラを置きました。完全に忘れました。カメラを防湿庫に入れっぱなしにしました。3年くらい写真のことは忘れました。その間に生活が激変したというのがありましたが、そしたら、無性にまた撮りたくなって完全復活しました。

ここからは一般論にはなってしまいますが、また写真を撮りたい、まだ写真を撮り続けたいと思うならば、一度「環境を変える」と良いと思います。

一番簡単なのは、これまで撮ってきた被写体とは違うテーマに挑戦してみると良いと思います。

撮影:Tokyo Street PIX.  @田園調布

今まで風景写真がメインだったとしたらスナップに挑戦してみるとか、違った刺激が得られて、写真の違った側面を知ることができるかもしれません。

また、写真に限らず、絵画、映画、音楽、文学など、写真意外のアートに触れてみるのもオススメです。

写真ばかり観ていると、あくまで「リアル現実のコピー」である写真の世界が当たり前に感じてしまうかもしれませんが、他のアートは現実をベースにしつつも、アーティストの感性によりゼロから作り上げられますから、違った表現方法を観ることで別の刺激を受け取ることができると思います。

機材関連でリフレッシュするなら、いつも使っているカメラではなく、普段持ち歩いているスマホのカメラをメインにしてみるのも良いかもしれません。

どうしても “カメラで撮る” ということは、カメラを持ち出すことから始まって、カメラと向き合うような撮り方になってしまいがちです。意外にも持ち出すことすら億劫になってしまうことはよくあることです。

あえてスマホという制約を作ることで、新しいテーマを発見する可能性もあります。

他にも思い切ってカメラを買い替えるのもありかもしれませんが、やり過ぎなので、いつもズームレンズを使っているなら単焦点レンズに変えてみる、逆も然りです。

構図やフレーミングの制約や自由度がいつもと違うので、新鮮な気持ちで被写体と向き合えるような気がします。

撮影:Tokyo Street PIX.  @有楽町


過去の写真を見返してみる
と、写真を撮ることが楽しかったときの思い出が蘇ってくるかもしれません。

“楽しいこと” というのは理屈ではなくて純粋に「楽しいこと」です。

そこを論理的に楽しさを分解しようとしても楽しくなくなってしまいますが、「なんで、あの時はこんなに楽しかったんだろう?」という素朴な疑問が湧いてきても、今の自分と過去の自分は同じようでいて “別人” ですから、素直に過去の楽しさに浸ってみればいいと思います。

他にもスランプを脱する方法はあると思いますが、個人的にはスランプというのは成長の過程の一部とも言えますので、決して焦ることなく、「写真の楽しさ」を身体が思いだすまで焦らず構えていれば、きっと脱せると思います(経験談)。

本日のオススメの1冊


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。

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