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なぜ写真を撮るのか〜私の考察〜
こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。
今日は、もう何度も何度も話題になっているテーマである「なぜ写真を撮るのか」についてぼんやりと考えてみたいと思います。
確固たる理由があるわけではないので、もしかすると過去の記事の内容とは矛盾しているかもしれません笑。
このテーマは、おそらく昔からカメラを手にしたすべての人が、1回は考えるテーマではないかと思います。
明確に撮りたいものがある人は、理由がはっきりあるでしょうし、何となくカメラを触っているだけの人もいるかもしれません。
私はストリートスナップをメインに撮っていますが、街の記録を残したいからとか、決定的瞬間を撮りたいとか、SNSで目立ちたいとかという気持ちはほとんどありません。(ちょっとは目立ちたいが笑)
もっとシンプルなところで、目の前の光の一瞬を「仕留める」だけです。
スナップ写真の魅力は、演出などはなく、ありのままを撮ることで見えてくる「異界の入口」を探すことです。
なんていうとカッコいいですが、写真って結構嘘つきなので、目で見ているものと同じようには写りません。
あの写真というフレームに光を収めるために、
レンズ
→ イメージセンサー
→ 画像データ
→ 現像・レタッチ
→ 写真
→ ディスプレイ or プリント
という工程を掻い潜り、それぞれの工程ごとに光を操ることで、現実には見えていないものが見えてくる不思議さがあります。
東京の街を主な撮影場所にしていますが、東京を撮っているのではなく、「東京で撮っている」という表現が、私の気持ちには近いものがあります。
だから、何かを撮りたいという気持ちはあまりなく、「東京での撮影体験」を楽しんでいるに過ぎません。
ですから、タイトルにある「なぜ撮るのか」という問いに対して、「写真を通して何を得ているのか?」という方が、本当の問いなのかもしれません。
写真を撮る行為は、5W1Hで大抵説明することができますが、それは表面的なことだけであり、例えば「Why」の問いも “残したいから” などという理由ではなく、もっと深いものがあるはずです。
それはカメラや写真が好きな人なら感じているかもしれませんが、よく分からないけれど写真と関わることで、ライフスタイル、大袈裟にいうと「生き方」そのものに潤いを与えてくれるからというのが答えなのかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。
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