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写真が上手になりたいなら、これしかない

こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。

今日は、写真が上手になりたい人向けの記事です。

最初に断っておきますが、わたしの写真のレベルはお察しなので追求なさいませんよう。(笑)

さて、あなたは自分の写真のレベルって、どのくらいだと思ってますか?

例えば、10段階中でいったらいくつくらいでしょう。

自己判定1〜4だったら、被写体の探し方から学ぶと良いと思います。

カメラやレンズを変えても、決して上手くはなりませんので、ここは誤解なきようお願いします。

被写体というのは、誰もそれが良いとは教えてはくれませんので、自分で探すほかありません。

そこで重要になるのが「感受性」です。

外界の刺激や印象を感じ取ることができる働き。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

自分なりの視点で、いかに写真に収めるべく被写体を探すために必要になるのが「感受性」です。

自分の周りで起こっていること、そこに存在しているもの、かけがえのない人、大切な宝物、二度と来ることができないであろう場所。そして日常の景色。

朝、目が覚めてから、夜、瞼を閉じるまで、なにを見て、なにを感じたでしょう。

撮影:Tokyo Street PIX.  @浜松町

今日1日だけを思い返してみても、すごい数のシーンが思い出されるのではないでしょうか。

たとえ、カメラをそのとき待っていなかったとしても、「あっ!。写真に撮りたい」と思うものはその中から見つかりましたか?

実際には、思い出せないシーンもたくさんあると思いますが、「気づき」が普段の生活の中にどのくらいの頻度で現れるか、感覚的にも思い出すことができるでしょうか。

カメラでスナップを撮っている方は特に “撮影地” に行かなくても日常の延長の中で撮影が可能ですが、手元にカメラがなくても普段から【目を養う】ことを癖になるくらい意識するといいと思います。

そうして「感受性」を高めていくことで、写真を撮るときに大きな力になります。

では、具体的にどう感受性を育てていけば良いのか考えなければなりません。

写真は一般的には視覚だけの表現と思われがちですが、人は五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)で感じることができます。

これらを敏感に感じ取り、例えば「美味しそうな料理をどう写真に収めるか」、「もふもふした犬の毛並みをどう表現したら良いか」など、五感のいずれかを出発点に写真への展開(または変換)を考えると、自分が素直に感じたことを再認識できると思います。

また別の角度からは、日常の「当たり前」を疑ってみることです。

特に毎日見るものは新鮮さが失われ、なにも感じることは無くなってしまいます。

そんな日常にこそ、実はたくさんのヒントが隠されています。

撮影:Tokyo Street PIX.  @成田空港

毎日通る道も、時間帯や季節によって変化があるのは当たり前ですが、昨日と今日と明日でも、同じ場所の同じ時間であっても変化はあるはずです。

そんな小さな変化に目を向けてみるようになると、たくさんの変化に気づけるようになるでしょう。

そうやって、カメラがあろうがなかろうが、自分が「今何を観て、何を感じているのか」という状況を俯瞰してみると、新たな気づきを得ることができるでしょう。

さて、自分の写真レベルが5以上の人は、また今度…。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。

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