写真なんて上手になる必要はない
こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX／TPIXです。
今日は、写真がなかなか上達しなくて悩んでいる方に、「上達とは何か」ということについで考えてみたいとも思います。
どんなカメラを使っていて、どんな写真を撮りたいのか、もちろん人それぞれで、どこかゴールかは分からないので、あくまで一般論になってしまいますが、上達する/しないというのは、あまり意識しない方が良いと思います。
確かに、カメラを始めたからには、写真を撮るのを上手くなりたいと思いますし、気になる写真家やSNSで見かけるカッコいい写真を載せているアカウントの人のような写真を撮ってみたいと思うのは当然です。
撮った写真をどうしたいのかにもよって答えが変わってくるかもしれませんが、上達した先には何があるのでしょうか？
もし、自分だけの楽しみの範囲で、写真を撮って見返すだけなら、純粋に写真楽しむことに注力してください。
次はどこに行って何を撮ろうか。こんな感じで撮りたいな。それならこのレンズが合うかな。
より上達を願うということは、現状には満足していないってことですよね。それだと、楽しみが半減してしまうと思うのです。
写真を、心の底から楽しんで欲しいと願うばかりです。
さて、自分だけの楽しみに留まらず、もっとたくさんの人に見てもらいたいと思っている方は、やはり上達した方がいいですよね？
それは、そうに決まっています。でも、ですよ。
上達を意識することも大切ですが、もっと大切なことがあります。
たくさんの人に見てもらうからこそ、カメラが好きで撮影を楽しんでいることがまず伝わるような写真を意識した方が良いと思うのです。
被写体とか作品のジャンルはなんでも良いと思いますが、好きなもの、好きなこと、好きなひとを楽しんで撮ることが一番大切だと思います。
どんな写真だろうが、楽しんで写真を撮っているっていうのは、特に意識しなくても何となく写真を通じて伝わってくるものです。
それを、出来れば毎日、ひたすらSNSにアップし続けると、たくさんの人に写真が届くと思います。
毎日SNSにアップするということも、義務感みたいな感じになってしまうと全然楽しくないので、今日はどの写真を見てもらおうかと、全ての工程を楽しんでやることが大切です。
写真を撮ること、写真を現像またはレタッチすること、写真を管理すること、写真を見てもらうこと、写真を見返すこと、写真に関することは全部楽しんでください。
そうしているうちに、少し前の自分の写真と今の写真を見比べてみると、少し変化があるはずです。きっと、上達したのでしょうね！
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX／TPIXでした。
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