![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155331519/rectangle_large_type_2_4b0a1e656acdd437d5fb0d3d0f8ebbd9.png?width=1200)
渋谷で撮ってたらヤバい奴に絡まれた話
こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。
今日は、渋谷でスナップしていたら、ヤバい奴に絡まれた話をしたいと思います。
ある日、昼過ぎから新宿から新大久保、高田馬場方面をスナップして、最後に渋谷で降りてスナップしてました。
週末の夕方、渋谷のスクランブル交差点は、かなりの人混みです。
街並みや通行人を撮りつつ横断歩道を渡り切ったところで、腕にたくさん模様が入った怖そうなお兄さんが声を掛けてきました。
「今、俺の知り合いの子、撮っただろ!」と。
誰が知り合いか分かりませんが、撮ったかもしれないので、「撮ったかもしれませんが」と答えたら、何か激昂して警察へ行こうと言うので、渋谷駅前の交番へ行きました。
交番に入るなり怖そうなお兄さんは、「肖像権ってのがあるんだよ。勝手に撮るなよ!」と怒鳴ってきたので、こちらは
「公道で法を犯さない撮り方なら、基本的に何を撮っても自由なんですよ。肖像権の話なら民事なので警察は関係ないですよ…」
と、私もつい大きな声で反論しました。
ここで感じたことは、こういったトラブルになった時、ある程度の理論武装が必要だと感じました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155333204/picture_pc_13b0ac468c67cc351b9323b61aebb03d.png?width=1200)
怖いお兄さんにも警察官にも話しましたが、こちらは法的に問題ない範囲で撮影しているし、その線引きは出来ていますということ、ここをはっきりアピールすることです。これは大切です。
その後、怖そうなお兄さんは何かゴニョゴニョ言っていましたが、警察官も状況を察して、間に入ってくれ、怖いお兄さんは交番から追い出されました。
私は、身分を明かしストリートスナップを撮って作品を作って発表したりしていますと状況を話し、また絡んできたら面倒なので、該当しそうな写真を警察官の前で削除して交番を後にしました。
警察官と話したところ、時々盗撮の案件はあるらしいのですが、「ああいうのがいるから気をつけてくださいね」とは言われました。
警察は敵でも味方でもありませんが、私の撮った写真の中に違法な撮り方をした写真がなければ、それが事実であるので、ある意味証拠として立証できます。
もしかしたら、怖そうなお兄さんは、盗撮野郎を警察に突き出したとでも思ったのでしょうが、私が交番からすんなり出てくるのを見ていたかもしれません。
個人的には今までこういうことはありませんでしたが、特に繁華街は気をつけましょう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155333260/picture_pc_0d56b531a49b67e378573bb95b519898.png?width=1200)
今回の記事は、この教訓を共有して、みなさんも変な輩に絡まれないようにしてくださいというメッセージでもあります (大きなお世話かもしれませんが笑)。
これは推測ですが、可愛いお姉さんが何かチラシみたいな物を配っていたので、その用心棒かバックで仕切っている人だと思います。
その時の状況を振り返ってみると、確かに勝手に撮った・撮られたというのは想像できるトラブルでしたので、今の私の撮影手法も考えた方が良いとは思いました。
また、警察官の対応などを見て交番で感じたことは、変な疑いをかけられないように、カメラのメモリーやスマホの写真フォルダーに、皆さんもちろんないとは思いますが、微妙な写真は残しておかないようにしましょう!ということも付け加えておきます。
ある有名写真家の、警察に連れて行かれたとか、文句を言われたとか、ストリートで撮影している時の色々なエピソードを読んだことがありますが、ここで大切なことは、それがきっかけで萎縮して写真が楽しめなくなったり、写真を撮ることをやめることに繋がってしまわないかということです。
この記事の中に、もしかしたら同じような経験があって、写真への情熱が冷めつつある方がいるかもしれませんが、できればカメラや写真の楽しさを取り戻して、撮り続けてほしいと思っています。
世の中には色々な考えの方がいるのは当然ですし、カメラや写真に興味を持っている人というのは、世間全体で見たらごく少数でしかありません。
ましてや、私のようなストリートスナップをメインで撮っている方というのも、さらに極々少数なはずです。
写真に撮られるということが、キモいという感情的なこと以外にも、原因は様々でしょうが、こちらが予想する以上に警戒している人が存在していることは認識しておいた方が良いと感じました。
最後に、ストリートスナップは盗撮なんかではないですし、絶対に無くしてはいけない写真文化だと思っていますので、私には写真を撮ることをやめるという選択肢がないことをお知らせしたいと思います。
(こちらの記事もオススメです)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。
スキ♡&フォロー 気に入っていただけたら、よろしくお願いします。
Amazonにてデジタル写真集(Kindle版)を販売中。Unlimited会員は実質無料。