北海道日本ハムファイターズ 各年チーム最多投球回数
今回は北海道日本ハムファイターズの歴代のチーム最多投球回数投手を元に検証していく。ちなみに日本ハムファイターズの歴史は1946年のセネタースからとなっているが、今回は1936年の東京セネタースから検証していく。この両球団の関係性は本文にて記す。
まず前提として、必ずしも最多投球回数獲得投手=その年のエースという訳ではないが、最多投球回数を獲得したという事は、①それだけ多く起用された、②多く起用された上で結果を残した、③1年間通して結果を残した、という証明になる。
他に確立されたエースがいたとしても、ベテランのため登板間隔に余裕を持って投げていた、故障などで1年間通して投げていないという理由で投球回数は低かったというケースは多々あるが、チーム最多投球回数を獲得したという事は、少なくともその年一番チームに貢献した投手といって間違いはないと思う。
またダブルエース体制や投手王国に所属していた投手の場合、ちょっとした誤差が生じるので、投球回数2位の投手もリストに併せて列挙した。1位と2位の差が開いている場合は、それだけ突出したワンマンエースだったという事にもなるので、比較対象としてもご覧頂きたい。
それではリストの見方と説明はこちら。
<各年チーム最多投球回数1位&2位>
■年:該当年度(1936~1938年は通年の記録)
■順位:所属球団の順位(順位ごとに色分け、金色は日本シリーズ制覇)
■名前:該当選手名(緑は初獲得、黄色は2位獲得後の初の最多獲得、
水色は移籍・復帰選手、オレンジは助っ人外国人)
■年齢:日本人選手はその年の4月2日~翌年4月1日までの年齢
助っ人外国人はその年の年齢
(22歳以下、23~25歳、26~29歳、30~34歳、35歳以上で色分け)
■入団:入団年数(緑は入団1年目、水色は移籍・復帰1年目、
オレンジは助っ人外国人の新入団1年目)
■回:チーム最多投球回数の獲得数(金色はリーグ最多)
■投球回:該当年の投球回数(50回単位で色分け)
■登板:登板数
■先発:先発登板数
■完投:完投数
■勝敗:勝敗(金色は最多勝利受賞)
■防御率:防御率(金色は最優秀防御率受賞)
<最多投球回数獲得数、各リスト>
①最多投球回数獲得数ランキング
②最多投球回数獲得年齢
③最多投球回数獲得入団年
※チーム1位とチーム2位以上を記載。
※①は獲得回数と連続獲得数を記載。
※②③は獲得人数を記載。
<チーム最多投球回数の変遷>
■1位が赤線、2位が青線。
■縦軸は投球回数。50回ずつ区切り。
<チーム投球回数上位2名の年齢の変遷>
■1位が赤線、2位が青線。
■縦軸は年齢。5歳ずつ区切り。
<チーム投球回数上位2名の入団年数の変遷>
■1位が赤線、2位が青線。
■縦軸は入団年数。5年ずつ区切り。
以上になるが、それでは時代を追って検証していく。
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