1937年のプロ野球投手成績
今回は1937年のプロ野球の投手成績を元にこの時代のプロ野球の検証を行う。一般的には1937年のプロ野球の成績は春と秋の成績に分けて掲載されているが、ここではあくまで1937年の1シーズンの通年の成績を使用する。
それではリストの見方と説明はこちら
※上段は規定達成者のランキング(防御率)順(20登板以上)
※下段は規定未達成者の投球回数順
※成績の色・金色・1位、赤・2,3位、青・4,5位、黄・6,7位、緑・8~10位
灰・規定未達成者(30回以上)のベスト10入り
■L:投手ランキング順・上段は防御率順、下段は投球回数順
※黄色は現在の規定による規定投球回数達成者
※黒色は現在の規定による規定投球回数未達成者
■名前:選手名 ※赤字・左投げ、緑・初登板、橙・助っ人外国人選手
■球団:主な所属球団 (球団別に色分け)
■歳:日本人選手はその年の4月2日~翌年4月1日までの年齢
助っ人外国人はその年の年齢
(22歳以下、23~25歳、26~29歳、30~34歳、35歳以上で色分け)
■歴:プロ入り前の経歴
高・高校卒業後に入団
※戦前の中等学校、高校中退、高校卒業後浪人も含む
大・大学野球経験後に入団 ※中退、卒業後浪人も含む
社・社会人野球、独立リーグ、外国のプロリーグからプロ入り
外・助っ人外国人
※帰化した選手も含む、日本の学校在籍者は含まない
( 明るい黄緑・入団1年目で1軍初登板
黄緑・入団2年目以降で1軍初登板
緑・1軍初登板、以前に野手で出場あり
青・移籍先の球団で1軍初登板
明るい水色・移籍後、初登板
水色・シーズン途中に移籍
薄紫・退団時の所属球団に復帰
濃紫・退団時の所属球団と異なる球団に復帰
橙・助っ人外国人の初登板
黄・外国人投手の移籍、復帰
■年:入団年数(黒・最後の1軍登板、この年限りで引退
濃灰・最後の1軍登板、翌年以降に引退
薄灰・退団、引退 → 後にNPBに復帰
茶・最後の1軍登板、その後、野手で出場あり
■登板:全登板数
■先発:先発登板数
■完投:完投数
■完封:完封数
■無四:無四球試合数
■R:リリーフ登板数
■完了:登板完了数
■勝:勝利数
■敗:敗戦数
■勝率:勝率
■投球回数:投球回数
■被安打:左から被安打数、被安打率(9回当たりの平均、対打者)
■被本塁打・左から被本塁打数、右は被本塁打率(同上)
■与四球:左から与四球数、右は与四球率(同上)
■与死球:左から与死球数、右は与死球率(同上)
■奪三振:左から奪三振数、右は奪三振率(同上)
■防御率:防御率(現在の計算式で算出)※公式記録と異なる選手がいます
■失点率:失点率
■率差:防御率と失点率の差
■WHIP:被出塁率(被安打+与四球÷投球回数)
※最下段は黒字は各記録の合計数、赤字は平均数
※選手名の下は各球団毎の試合数、球団名の下は合計試合数
それでは検証を始める。
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