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寿司屋の比較 #会計クイズ 2019年1月6日出題
新年第一問目は、めでたい時に食べるお寿司屋さんに関する問題です。
では、問題
調査する企業は、
・ライドオンエクスプレス
・くらコーポレーション
・カッパクリエイト
の3社です。
それぞれの有価証券報告書をバフェットコードを使ってみていきます。
ライドオンエクスプレス 銀のさら
もともとサンドイッチ店からスタートし、今の銀のさらの事業へと至ります。
宅配のみの単一セグメントで、
・店舗拡大に費用を抑えられる
・繁忙/閑散のコストコントロールが容易に行える
・受注管理システムでマーケティングできる
といった強みがあります。
面白いサービスとして、「ファインダイン」という提携レストランの宅配代行サービスも行なっている点です。
お金の流れは下記図に示します。※有報より
顧客データベースを活用しており、個人情報の取得がレストランだと難しいが、宅配事業として、できる仕組みになっているのが印象的でした。
CFも良好(営業CF+/投資CFー/財務CF+)であり、事業として、良い状態だと感じました。
くらコーポレーション くら寿司
回転寿司で有名なくら寿司。
「自動皿カウント水回収システム」や「QRコード時間制限管理システム」で特許を取得しており、他社に負けない仕組みの構築を進めています。
無添くら寿司のブランド構築を中計では掲げており、食の安心に力を入れているようです。
また、店舗管理のIT化は進んでおり、上記のような鮮度を意識した設計となっています。
カッパクリエイト カッパ寿し
回転寿司とデリカ事業の2軸があります。
平成26年にコロワイドグループに入り、そこから仕入れるようになっております。
過去は、コンビニ「エーエム・ピーエム」を行なっていたこともあり、デリカ事業では、主にコンビニ向けの寿司・調理パンの製造・販売を行なっております。
直近の業績は売上原価の上昇により営業利益率が0.5%ほどまで小さくなっており、有報では、「米・魚等の材料価格の上昇等」が事業上のリスクと明記されております。
現在は店舗の着実な収支改善に取り組んでいるようです。
最後に
2019年の年始一発目の会計クイズは、私が答えたタイミングでは、アンケートの結果が偏った状態となっており、やや優しめの問題なのかなぁと思いました。
しかし、実際に有価証券報告書を見てみると、宅配代行サービスのような新しい気づきがありました。
問題の回答は、本家の回答が出た時に更新いたします。
余談ですが、新年の初競りは、今年は豊洲に移って初めての開催で、過去最高の3億円超えで、”すしざんまい”さんが落札しましたね。
お読みいただきありがとうございました。
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(追記)本家の回答
特に今回の肝だった1店舗辺りの固定資産は、
と、こんなに大きな違いがありました。
参考 有価証券報告書