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ドイツ空軍とインド空軍の日本展開の違い
目的
昨年行われた日独共同訓練と今回行われる日印共同訓練の違いに大きな差があると感じています。
ドイツ空軍の時は訓練というよりも「外交目的」を強く感じました。
実際行われた訓練は独空軍が日本に到着した時に、航空自衛隊井筒空幕長の乗るF-2と一緒に富士山上空で編隊飛行を行った程度でした。滞在期間も短かったです。
ドイツ空軍は「RAPID PACIFIC 2022」という名称をつけていました。
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日印共同訓練はVeer Guardian 2023という名称が付けられ、訓練期間前にインド空軍Su-30MKIが早々と百里基地に展開し準備をし、航空自衛隊とのコミュニケーションを強めて10日間という長い訓練を行います。「外交目的」だけにとどまらずまさに「共同訓練」目的を強く感じます。
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インドと日本のアジア太平洋およびインド洋における安全保障に緊密に連携していることを強く意識することができます。