【慶州歴史地域へ】新宿から飛行機なしでソウルを目指す旅【韓国旅16】
陸路と海路を渡り、新宿バスタを出発してから約1,400kmの旅路を経て、ようやく慶州。
新宿、大阪、神戸、博多、釜山――日本と韓国の街々をつなぐ無計画な旅路。その途中では、さまざまな人々との偶然の出会いがあり、予定外のハプニングに笑い、時には悩んだり迷うことさえ旅のスパイスです。
慶州駅のホームを降り、ガイドさんの案内でバスに乗り、Googleマップを頼りに慶州歴史地域に暴走バスはその地に向かう(笑)。
タイミングを見計らい、バスを下車。
乗り継ぎが必要だと知りながらも、土地勘のない場所で新たなバスを待つのは簡単ではない。どのバスがどこへ向かうのか、行き交う車両の行先表示はまるでパズルのよう。
着実に目的地に到着する方法。歩いて目的地へ向かう!!これが一番だと思って、小雨の中を歩き出すのでした。
歩き出せば、日本とは少し違う町並みの風景が嬉しくなって、心が軽くなる。この地に息づく長い歴史を体感したいと、私は慶州の道を進んでいったのでした。昨日までここを歩いてるなんて想像すらしていない。そんな旅です。
瞻星台(チョムソンデ)は、韓国の慶尚北道慶州市に位置する天文台で、韓国の国宝第31号に指定されています。東アジア最古の天文観測施設の一つとされ、朝鮮半島の歴史的な天文学や文化的意義を象徴する建造物だそうです。
慶州の古墳は、新羅時代の王や貴族の墓が集まる遺跡で、特に「大陵苑」の古墳群が有名です(翌日に観光)。天馬塚では金冠をはじめとする豪華な副葬品が発見され、新羅文化の豊かさを示しています。現在はユネスコ世界遺産に登録され、歴史を感じながら散策できる観光地として人気エリアです。
慶州に到着し、右も左も分からないけれど、次にどんな光景が広がるのか胸を高鳴らせ散策は続いていきます。
あっ、宿探さないと。
つづく。