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33話:ぼくの一人戦争/あかべぇそふとつぅ 究極の一本道

 どうも! 大変です。Qruppoより「ヘンタイ・プリズン」が11月26日にリリースですって。

 QruppoのTwitterが最近体験版を公開したり、活発になってきたので目に入ってしまいました。ぬきたしが1も2もおもしろかったのできっとリアタイで買いたいなと思います! あかべぇそふとつぅのゲーム感想回で別ブランドの告知をすな。

るーすぼーい(ライター)×有葉(イラスト)の期待の一作!

 「ぼくの一人戦争」は、神作品と崇めて何度プレイしたかわからない「車輪の国、向日葵の少女」や、こちらも伏線が素晴らしい「G線上の魔王」のタッグで作られております。

 叙述トリックといえばのるーすさんですからね。どうぞお手柔らかにお願いしますね!

 ……と、始める前まではこんな感じでした。実はちょっと思ってたよりぽかーんだったので、とりあえずいいところを上げていきます。

いいところ!

・タワーディフェンスゲーム風の世界観
あんまりゲームに詳しいわけじゃないんですけど、主人公を「王」として、恋人や友人などが生死をかけたゲームに参加。仲良し度で呼ぶときのコストが変わります。仲良いほどコストがかからない。
作中、友人と喧嘩してコストが爆上がりするなどして、うまくできているなあと思いました。
・女の子がかわいいし切ない
出てくる女の子はみんなかわいいです。それぞれが抱える問題をのりこえるような描写も泣ける。ゲーム内で人が死ぬと、「王(主人公)」のことを忘れてしまうというギミックも悲しくてよかった。みんなが頑張ってくれて、みんな私のためにありがとうな!と思った。
・るみちゃんが健気でかわいい
ヒロインがいい子でかわいかった。この作品は、るみちゃんをヒロインたらしめ、愛でるところにあるのです。ただ、るみちゃんだけがひとりで乗り越える描写がなかったかもというのがあって、もっとなにかワンアクションがあるとうれしかったな。
・パッケージの裏
データで買った人はわからないかもしれないけど、エロゲってパッケージの裏に中身のイメージ写真が載っているんです。だいたいそこにエッチシーン(もざいく入り)が入っているんですが、ぼくの一人戦争にはエッチな画像が1枚もなかったこと! なので部屋にも飾りやすい! やったー!

疑問だったところ

・オープニングまでの流れ
ネタバレになるので詳しいことは伏せますが、この流れが意味不明でした。え? これなに? って感じのぽかーん。私が理解できてないだけかもしれないので、もう一回プレイしてみようかなあ……。
・あっちの世界の意味
これもちょっと理解が追いつかない?というか理解しづらい?かも。急に異世界に召喚され、クリアしたら戻ってくるタワーディフェンスの本元の「会」とはなんだったんだろう。あとラスボスも今までの作品と比べるとどうしても印象が弱く感じました。
・最後の記憶を取り戻す流れ
戦いで死ぬと主人公のこと忘れるんですが、それを思い出すまでのところが私的には納得がいっていない!!!!!!

 以上な感じです。1年半前にプレイしたから思い出して書くとこんな感じです。もう一回読もうかな……。

ぼくの一人戦争で学べたこと

「どん底に落ちたって自分が望めば再生できるよ!」ってところかな! 違ったらごめんなさい!

 大好きなシナリオライターさんのゲームだったのですが、ちょっと消化不良なところもあって、でもこの人の描くヒューマンドラマ的な部分だけは裏切らないなと思っています。

 またゲーム作られたら絶対に買うので、今後も応援しております。そんなわけで今回はさらっとメモ程度に書き残しておきます。文体が大人しいのは決して「オジサン構文」と言われることに怯えているからではない!


好きな人は褒めていくスタイルなだけの東京ニート的評価「ぼくの一人戦争」B

#一本道ゲーム #鬱 #叙述トリック #るーすぼーい #ピュアラブ #エロゲ

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