vol.6:N-LAPレクチャーセッション「マーケティングを学ぶ!」
11月22日(月)21時、マーケティング講座。この講座が、N-LAP運営委員会が提供する最終の講座。ここからは、最終ピッチまで駆け上がるのみとなる。だからでしょうか、参加者から若干緊張感がにじむ。
〈マーケティング講師 漣さん略歴〉
子どもの頃、長浜で一番有名な祭り「長浜曳山祭り」の子ども歌舞伎に役者として出演。東京‐長浜リレーションズの一員で、N-LAP運営委員会のメンバーでもある漣さん。これらの活動もあり、なんと総務省のホームページで関係人口の事例として紹介されている。今回のレクチャーセッションでは、WEB広告からTVCMまで広くマーケティングに関わり続けてきた漣さんにスタートアップで意識すべきマーケティングの基礎を話していただいた。
そもそもマーケティングとは
漣さん曰く、「最短で目的達成できる売れる必然性を作り、利益を出すこと」とのこと。
例えば、たくさん売れるドリルがあるとして、売れる理由を売り手は、性能が良いというが、買い手からすると、自分の開けたい大きさの穴が開くから買っているだけというもの。また、ターゲットは誰で、何を求めていて、他の代替え・競合がある中で、生活者に選ばれるものを作るといった「売れる必然を作り出す」重要性も話された。
ここで、実際にジョブ理論のフレームワークを活用して各チームの売れる必然を考えてもらった。ずっと考えてきたので、頭にはあるはず・・
でも、いざとなると、なかなか整理できないもの・・
ただ、何とか各チーム整理ができたようです。
マーケティングにおいて最後のポイント「最短で」を進めるには・・今は情報量が多い。作って発信すれば売れる時代ではなく、顧客を理解して狙いを定めたマーケティングが必要となっている。そこでSTPと4Pのフレームワークを活用してワークショップを行った。
STP分析、4Pを使ったワークショップ
まずは、STP。市場を細分化して、ターゲットを絞り、競争優位な場所を設定し、立ち位置を確立させる。この立ち位置が決まれば、ビジネスは前に進む。ここで各チーム再び、立ち位置決めのワーク。
各チーム、課題がくっきりしてきたようです。
そして、4P。各チームがProduct、Price、Place、Priceの4つの軸でマーケティング戦略をフレームワークに落とし込んでいきます。ここでもフレームワークを用いて漣さんから指摘されることでポイントが明確になっていきます。
最後に
マーケティングは、終わりなきPDCA。最終ピッチ、そして起業してからも改善し続けてください。と、エール。講義後も居残りでワークを続けるチームが多く、熱が冷めきらない中でzoomのリンクを切りました。
いよいよ、12月26日の最終ピッチに向けて、各チームラストスパートです。
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