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vol.3:インプットセッション「持続可能な社会経済の実現」

10月11日(月)21時、チームは徐々に活発化しつつも、そろそろ難所を迎えているところも出てきたころでしょう。ここで、山崎さんの登場です。

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講師 山崎俊巳氏
1986年郵政省入省、2018年総務省大臣官房総括審議官。退官後、一般社団法人エコロジー・カフェ理事、デジタルハリウッド大学特任教授などを務める。

山崎さんは、総務省OBということで、地方自治の隅々まで精通されていることは、もちろん、様々な団体の運営に関わり、自然共生型の持続可能な社会経済の実現を可能とする新たな仕組みづくりに取り組まれております。

そんな山崎さんから、インプットセッションのテーマ
・地域経済構造の分析
・強いチームワークを作る
・システム思考によるアプローチ
・地域課題の解決事例紹介

内容は、まさに今、我々が学ぶべきことばかり。
いや、このメンバーだけで聞くのはもったいない。もっと多くの人、特に地方自治体の職員は聞くべき事例ばかりでした。

特に、強いチームワークを作るという点について、名言が多く、筆者は大きく印象に残りましたので、まず、それからお伝えします。

【強いチームワークを作る】

印象に残った言葉
・チームは一人ではできない。
・人は、生活環境で得手不得手ができる。
・仲間づくりが一番大事。
・自分がやりたいことをするために、チームは最も大事。
・個々のギャップを埋める活動がチームワーク。
・チームでは、自分たちが何を目指したいかの共有が大事。
・方法は色々。例えば、池の対岸に行くことを目的とした場合、左回り?右回り?泳いで渡る?の選択肢がある。
・チームワークを阻害するくせ(無意識)がある。認知バイアスは起こる。様々な経験が大事。
・チームのプライベートのつながりも大切
・何故、何のためにするかをしっかり共有
・ユーモアが大事
・チームでは、心地よいことしか言わないこともあるが、本当は反対のことを言ってくれる人が大事。いろんな意見に耳を傾けよう。

あと、チームづくりのポイントを紹介いただきました。
私も、どこかで使おうとメモしました。

チームづくりの5条件
・チームはリアルであること
・チームは絶対的な方向性がいる
・チームはチームワークを発揮する仕組みがいる
・チームは支えとなる組織が必要
・チームは専門のコーチングが必要

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チームを運営していると必ず意見対立が起こるが、乗り越えるために下記のことが大事。
・最新情報などの事実をもとに議論する
・議論を深めるため、複数の選択肢を策定する
・目標を定めてこれに向かう
・意思決定プロセスにユーモアの精神を取り入れる
・バランスの取れた権力構造/人間関係を維持する
・コンセンサスを強要せず、問題を解決

また、システム思考について、触れていただいた後、チームに分かれて、話し合いの時間を取っていただきました。

話し合いテーマ
・自分のチームの利害関係者の洗い出し
・反対者の想像
・その対応策

各チーム白熱した議論がなされ、チームの方向性が整理されたようです。
山崎先生にも各チームにポイントで入っていただきました。

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その後、質疑。

利害関係者とは誰か。
→利用者は誰か。
防災グッズの利用者。日本国民全員・・
→例えば、目や耳の不自由な人のことは考えられているか。
 やられることに反対はないだろうけど、私たちのことも考えてほしいという声があがるだろう。そういうことをしっかり考えることが大事なこと。

利害関係者の洗い出しはいつごろすべきか。
→早い段階。そうでないと解決策の検討に入れない。ただ、やりたいことを見つけてからでもよい。その場合も多い。いずれにしても利害関係者の洗い出しは必要。

講義終了。

最後に山崎さんから、チームのみんなにエール!!
「みんな頑張ってね。地域の仕事は、一生懸命やった人が勝ちです。」

笑顔の集合写真となりました。

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それぞれのチームの方針は固まったでしょうか。12月のピッチイベントに向けて、第1コーナーを回りました。

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