シン・エヴァンゲリオン劇場版 ネタバレ感想 /考察・最後・結末・続編の可能性、シン・エヴァの最後
シン・エヴァンゲリオン劇場版を観てきました。ネタバレ、考察の感想まとめ。レイ、アスカ、マリについても追記しました。初日も2日目、3日目も劇場は座席間隔有りとは言え満員。続編や結末についてもザックリ記載します。シンプルに面白かったので、是非劇場まで。マリ母親説や、作品の結末を含むネタバレになります。一応有料ですが、よかったら課金してください程度です。記事はほぼ無料で読めます。
©画像/原案/原作 庵野秀明/スタジオカラー/エヴァンゲリオン製作委員会/ゼーレ/漫画版:作画:貞本義行/TV版エヴァンゲリオン:/Project Eva/テレビ東京/旧劇場版シリーズ:/EVA制作委員会※スタジオカラー公式サイト、エヴァンゲリオン公式サイト。
全ては碇ユイのシナリオ「ゼーレのシナリオ」だったのか
碇ユイの正体は、エヴァンゲリオンの黒幕。初号機の実験の事故ではなく、わざと、故意に初号機と融合。ループを作る。碇ユイこと、綾波ユイはエヴァンゲリオンシリーズの黒幕なのか
旧劇場版/新劇場版エヴァンゲリオンとシン・エヴァンゲリオン劇場版はリンクしていました
※シン・エヴァンゲリオン劇場版の考察などを趣旨とする当記事は「シン・エヴァンゲリオン劇場版の映画鑑賞後」を前提としています。シン・エヴァンゲリオン劇場版と「TVシリーズ」や「旧劇場版」や「新劇場版エヴァンゲリオン」や「コミックス版の新世紀エヴァンゲリオン」からの考察。文章構成としては大半、考察、映画の感想文、セリフから物語の「可能性」や「シンエヴァンゲリオン劇場版の結末のその後」など難解な作品の行間などを考察した独自の文章です。
碇ゲンドウの最後
シン・エヴァンゲリオン劇場版は漫画版のエヴァンゲリオンを読んでいても尚、楽しめる作りになっていました。碇ゲンドウの最後も様々です。
ザックリとシンエヴァンゲリオン劇場版の感想と覚え書き
・綾波レイ/黒 綾波レイ(そっくりさん)
※序盤の実質的な主人公です。エピソードや衝撃的な最後については後ほど…
・碇ゲンドウ(大幅な人物の心理描写などがありました)
※後半の実質的な主人公
・式波・アスカ・ラングレー(惣流アスカラングレーは一瞬)
※式波シリーズと言う「クローン」の可能性を示唆する発言がありました。
・マリ:謎は深まるばかりです
・碇シンジ
・渚カヲル
・葛城ミサト/加持リョウジ
・赤城リツコ/マヤを含む碇シンジ・碇ゲンドウをとりまく人物
このメンバー、並び順で物語は進行します。
新世紀エヴァンゲリオン 第14巻:©:貞本義行・GAINAX・庵野秀明
シン・エヴァンゲリオン劇場版 ネタバレ感想 /考察有りのネタバレ有りの感想や考察を含みます。
※マリは取ってつけたようなキャラと言われていましたが、もう10年以上経過しているんです。早いですね。そして「NERVのワンコ君」や「君、いい匂いするね。LCLの匂い…。」の伏線も改修されていますが、オタク、それもTVシリーズからのファンも満足できる内容だったように感じました。
葛城ミサトの子供も登場します
人口使徒のみ登場「サキエル」や「第3使徒」は登場しません
印象的な「ブンダー」や「使徒もどき」がふんだんに登場します。
作品の比重が「碇ゲンドウが何故、人類補完計画を行ったか」や「碇シンジ」の心の遷移と言う部分に比重が思い作品です。なんなら「主人公は碇ゲンドウ」
時系列は序→破→Q→「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で間違いありません。
・前作からの直接の続編
・旧劇場版とも関連は有り
・全てのエヴァンゲリオンは繋がっていると言う演出も有り
冒頭で今までのあらすじがあるので予習は不要です
今までのあらすじや、過去の未回収伏線と言われていた部分についてはコチラをご確認ください。尚、エヴァンゲリオン劇場版は冒頭数分で「前回までのあらすじ」をやってくれます。筆者のように「予習」と「復習」が足りなかった人にとっても丁度良く編集してくれています。
「式波・アスカ・ラングレー」の正体とは
シン・エヴァンゲリオン劇場版においては、「渚カヲル」や「綾波レイ」と同じように「伏線」を示唆する「式波シリーズ」と言う言葉がありました。
・好意の対象はケンスケ
・シンジのことはエヴァ破の時点で好きだった
・物語の中で使徒になる
ケンケンと肉体関係があった?10年単位で同棲しているっぽい
そりゃ10年も経てば…
「ケンケンを手伝いなさい」とシンジに言ったり、裸のまま家をウロウロするアスカに対して眉一つ動かさな「ケンスケ」こと「ケンケン」は、何もやってないのだろうか…なんもしてないとしたら聖人だ。
アスカの相手はケンケンです。本当にありがとうございます。
尚、死亡者一覧はコチラから。
「未回収伏線」は「回収されていない」まま
未回収伏線一覧
・幽閉されるネルフ関係者
※加持リョウジは生存しているカットがあります。
・ドグマへと投下されるエヴァ6号機
・胎動するエヴァ8号機とそのパイロット
・ついに集う、運命を仕組まれた子供達
・果たして生きることを望む人々の物語は何処へ続くのか
鈴原トウジは「シン・エヴァンゲリオン劇場版」におけるキーマン
・漫画版:死亡
・旧劇場版:死亡
・アニメ版:負傷
・シン・エヴァンゲリオン劇場版→委員長と結婚、子を授かる
対抗組織ヴィレの作る、汚染されていない僅かな人類を守る「医者」のマネごとをする人物。
真希波・マリ・イラストリアスの正体は?アスカの母親はマリ?
・ユイの同期
・碇ゲンドウの同期
・バイっぽい。百合、サービス担当
・冒頭で歌うのは定番
・おそらく前作同様一番戦ってる
・アスカとの親子説作品の中で一切名言されていない
加持リョウジは死亡していた、更に葛城ミサトとの子を設けていた
・死亡時期はニアサードインパクトと言われる時期
・ニアサードインパクトを止めるために活躍し、殉職
↓
予告との矛盾「・幽閉されるネルフ関係者」
※加持リョウジは生存しているカットがあります。
「エヴァには乗らんといてくださいよ」
鈴原妹やその他のクルーは、世界は救ったけど滅亡寸前まで追いやったシンジへ、結局頼る事になりました。当然「すーぱーさーせん」的なこともありました。
ミサトさんズ「碇シンジだけに負担をかけさせるわけにはいかない派」
ピン毛等の碇シンジが悪ズ「もう碇シンジと碇ゲンドウが全部わるいじゃん。ミサトさんが甘やかすからうちらで処分する」
そういったようなコントもありましたが、劇中でかなりの短時間でまとめ、エヴァQでの「エヴァには乗らんといてくださいよ」の回収はキッチリされました。また「乗りなさい」も回収しました。
碇ゲンドウが裏:主人公状態
※赤城博士、リツコさんとの不倫の件はカットされてます。
多分違う時系列。大人の話ですね。
作品の後半では、シンジ君を喰うくらい活躍します。エヴァンゲリオン13号機を操縦する碇ゲンドウを楽しめます。あと、エヴァンゲリオンに乗らなくても多分、エックスメンのサイクロプスより強いです。
※ジョジョの5部で言うジョルノよりもブチャラティの方が活躍している現象
碇ゲンドウの目的、何度も過去に繰り返した「儀式」や「人類補完計画」について
全ては碇ユイに会う為、と言う目的のために碇ゲンドウが起こした「人類補完計画」が何パターンかある、と言う話です。
尚、息子に興味を持つか持たないかが今回のループを抜ける鍵でした。
※会話って大切ですね。でも現実世界の頑固親父もかなりの確率で心開きませんよ。場合によっては鼻にチューブが繋がっても心開かないです。イヤイヤ期の子供よりも大変です。
そうです。悲しい老害のせいでエヴァンゲリオンの世界ではループが起きていました。
ひぐらしで言えば「鷹野三四」や、まどマギで言えば「QB」あたりでしょうか。
碇ゲンドウの碇シンジに対する「無関心」はガチだった
育児をしない、向き合わないを意図的にしていなかった事が「セリフ」から解ります。話していたので一応、彼なりに向き合ってはいました。
「そこに居たのか」
「息子が原罪」(発想がヤバメ)
「意図的な育児放棄」(配偶者を亡くしたあとのケア不足だが、彼をケア出来る人は居ない…)
死んだ嫁に会う為だけに自分の息子を含む全人類を生贄にする「優しい世界」が彼の目的(旧劇場版)を含めた碇ゲンドウの目的と言う落ちでした。
碇シンジ vs 碇ゲンドウはメタ表現から「旧劇場版」との関連を示唆する重要なシーンです
・クライマックスの手前ではエヴァンゲリオン初号機vsエヴァンゲリオン13号機の壮絶な親子喧嘩
・ウォークマンの持ち主は碇ゲンドウだった
・「音楽は裏切らない」「音は外界と自分を遮断してくれる」
・コミュ障っていうか結構変わってる
・いかに「碇ユイ」と言う女性との出会いで人生が変わったかを自己紹介
・自分の目的>>>>>全人類
・シンジとの向き合い方を見直すと言う話
※復興と言う部分において、3.11を連想する人も多いのではないだろうか、と感じるシーンは主観的ですが一瞬ありました。
黒綾波レイ「そっくりさん」はどうなる?
・エヴァQの綾波シリーズの通称:黒綾波レイは「おやすみ」「ありがとう」「さようなら」という人間らしい言葉や「嬉しい」と言う感情を一式、インストールします
・碇シンジにもやっと受け入れられます
・調整が不完全のため、ネルフの管理を離れたため黄色液体になり消滅します。尚、お風呂に入ったり村の子供たちと仲良くなるシーンがあってからの消失です。※お風呂に服を着たまま入ろうとするシーンや、じゃがいもを幼児に拾ってもらい本を借りるシーン等、彼女は前半の主人公です。
エヴァ破の綾波レイは生きていた?
エヴァ破に登場する綾波レイはキッチリ生存していました
・髪が伸びて、電波女と青春男のエリオっぽい感じでした
カヲル君ループ説について
渚カヲルはまどマギで言う「暁美ほむら」でした。
渚カヲルのループ説については概ね正しい考察でした。
・加持リョウジの「渚カヲル司令」と言う発言などもあり、今回の作品では「裏ボス」的な存在だったのかもしれません。
・出番やセリフについては「旧劇場版」の10倍くらいはあったように感じました。
シン・エヴァンゲリオン劇場版の結末ついて。結局どうなったの?
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