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年末年始に買いたいガチホ銘柄5選 No.1

私の株遍歴

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2020年も年の瀬。日経平均が30年ぶりの高値を更新している状況で、最近株式投資を始めたという方も多いのではないでしょうか。そんな私は、自社の持ち株会に始まり、2013年ごろから株の投資を始め、信用取引で大負け(270万円)を食らって一旦退場。信用取引には手を出すまいと誓って現物長期保有へシフト。高配当銘柄を中心に買いためていましたが、持っていた銘柄の株価が揃いも揃って下落を続けそこそこの含み損を抱えていました。一方で配当は出していなくても順調に株価を上げ続けている銘柄もあることに気づきます。
「ちょびちょび配当もらってるより値上がり狙ったほうが良くね?」ということで2019年末ごろからグロース(成長)銘柄の短期売買で種銭を作る方向へシフトしました。資金効率を上げるために信用取引を再開。以前は6ヶ月の決済期限に泣かされたので、多少金利が高くても無期限の一般信用取引でエントリーしています。2020年はコロナショックとその反動もあり、諸々費用を差し引いても+350万円ぐらいで着地しそうです。最終的にはプラスで終えられそうですが、特に今年はボラティリティの大きさからして信用取引の状況を日々チェックするのは精神衛生上良いとは言えない1年でした。そのため、ある程度種銭が貯まったら現物の長期保有へ移行していきたいと考えています。
そんな私が長期でガチホしたいと思える優良銘柄を5つご紹介したいと思います(念のためですが、株式投資は自己責任でお願いします)。

1.IR Japan

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〔特徴〕
上場企業向けに株主対応(対策)のコンサルをメイン事業とし、敵対的買収や海外投資家をはじめとしたアクティビスト対応で定評のある企業です。大手で競合にあたるところははく、この分野では独占状態と思われます。通常は証券会社が株主対応を行うのですが、IR Japanはとにかく業界の評判が高いとのこと。敵対的買収を仕掛けられるかもという段階で営業を掛ける情報収集力、議決権票の取りまとめのために株主への訪問、電話などのドブ板対応もいとわず成果を出すということで業界の高い評価得ています。

〔四季報コメント〕(四季報より引用)
【上振れ】企業支配権争奪、アクティビスト対応支援を軸に大型案件受託が想定超。MBO支援も着実。増員負担を軽くこなし、前号より営業増益幅拡大。22年3月期も支配権争奪案件など上積み続伸。連続増配も。
【追い風】ESG対応支援の引き合い増、東証市場区分変更はMBO促進の公算も。海外の議決権行使、TOB情報等まで収集の自前AIを武器に大型案件掘り起こす。

〔財務内容〕
営業利益率は50%近く、自己資本比率に至っては78%。人的リソースが中心のため売上に対する利益率は非常に高く、コロナの影響や不景気にも強いビジネスモデルと言えます。むしろ不景気や突発的な事象に付け込んで買収や株主提案を突き付けてくるファンドもあります。
東証が2022年に市場の再編を予定しておりMBOの増加も予想され、景気に左右されずますます需要は高まってくるでしょう。

〔目標株価〕
2021年中に株価20,000円は堅いと思います。上場が2015年と社歴が浅く、増配や株式分割もありえる段階なので、十分に伸びしろがあるとみています。

2.JMDC

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〔特徴〕
投資会社となっているノーリツ鋼機の社内ベンチャーが発祥。健康保険組合の医療データを加工・販売する医療ビッグデータクレンジグが特長。アナログな部分がまだまだ残された医療業界の生産性改善と発展に寄与する点でも評価できる点が多いと個人的には考えています。
高齢化だけでなく、健康寿命というキーワードも浸透し、身近な健康を支える企業は消費者のニーズも高い分野だと思います。

〔四季報コメント〕(四季報より引用)
【特色】健康保険組合の医療データを匿名加工し製薬・保険会社等へ提供。遠隔医療や調剤薬局支援も
【上振れ】受診控え影響し遠隔医療と薬局支援苦戦。だが柱の医療ビッグデータ事業は取引健保数順調増。大口顧客や医療機関向けに想定超の利用拡大。22年3月期は医療データ活用機運の高まり追い風に続伸。
【健康経営】フィットビット有料会員サービスの国内独占販売契約締結。健康経営支援を大幅拡大。海外募集の新株発行で106億円調達。財務改善と一段のM&A狙う。

〔財務内容〕
21年度は税前で利益率20%近くを見込んでおり、ビジネスモデルから見ても安定感があります。すでに時価総額は2,800億円と業界の期待も大きいので、一時的な減収を恐れず積極的に投資とM&Aを実施してほしいと思います。

〔目標株価〕
下手したら2021年度中に10,000円を超えてくるかもしれません。少なくとも7,000円突破は堅いです。時価総額や株主数からしても1部昇格(プライム市場?)の要件を満たしているので、この2~3年で時価総額が今の2倍、3倍になるだけのポテンシャルがある企業だと思います。

3.JTOWER

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〔特徴〕
5G関連の代表銘柄。これまで大手3キャリアがそれぞれ施設していたアンテナを共通化することでコスト減と普及スピードをあげることを目指す。2020年に上場したばかりですが、既に多くのベンチャーキャピタルが投資しており、豊富な資金力を5Gアンテナ設置へのドライブとすることが期待される。
新興国をはじめとして海外でも高い需要が見込まれるため、成長余地は非常に大きい。

〔四季報コメント〕(四季報より引用)
【特色】携帯キャリア各社の屋内通信設備を共用化する事業が主力。屋外共用電波タワーも育成中
【成長加速】屋内4G設備共用化は新築ビルで導入件数順調増。コロナ禍の着工・完成遅れは想定以下。下期に人件費、開発費増でも、前号から営業益増額。持分変動特益。22年3月期も共用設備の導入拡大続く。
【5G追い風】総務省が5G早期拡大に向け通信設備共用化の促進を提言。屋内は4Gと異なり既設ビルも対象に。屋外タワーは都内で開始済み、過疎地域は21年本格化。

〔財務内容〕
まだまだ成長過程ということもあり、22年度でも売上高は45億円程度。ただし、投資資金がまだまだ余っているようで手元資金68億円と営業CFも+31億円と、資金に対して作業が追い付いていない様子。10年スパンで時価総額1兆円企業も十分あり得るポテンシャルだと思います。

〔目標株価〕
2021年度は株価15,000円が目安でしょうか。流動性を高めるために株式分割も行われるでしょうが、10年ぐらいのスパンで今の時価総額の5倍(1兆円)となってもおかしくない事業内容です。10年後、5Gの次は6Gの普及という段階になった時にも特需があるでしょうから、いまや社会のインフラとなったモバイル回線の敷設ビジネスに資金を張ることは当然の選択と思っています。

少し長くなりましたので、残り2銘柄+番外編は次回でご紹介します。

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