自宅のテレワーク環境について考える ThinkLab HOMEをレビューしてみる
ThinkLab HOMEを使ってみて
昨年12月の初めに、自宅のテレワーク環境ついての記事を書きました。
その頃は年明けにかけてコロナの状況は改善するものだという前提で、備忘録的に自宅のテレワーク環境を整備する過程を記しました。その後12月の中頃に「Think Lab HOME」が届き、早速開梱、組み立て。ものの5分で完成です。
標準形態がこちら(当然イスは別売りです)。
素材の99%が紙(段ボール)という、環境にもお財布にも優しい設計。価格は定価15,000円ですが、クラウドファンディング、マクアケ特別割引の13,500円!
梱包されていた段ボールも立派だったので、送料と梱包が3割ぐらい占めているのではないかと思料します。サイズ感は狭すぎず広すぎず、4畳の小部屋においてもそれほど圧迫感はありません。素材は段ボールなので移動もラクラク。天板部分の強度は耐荷重20kgということなので、こどもが乗っかると潰れる可能性がありますのでご注意を。
それなりにカスタマイズは必要
私は仕事をしながらアイスコーヒーを飲むことが多く、手汗もかきやすいタイプなので、天板に板をのせて使っています。マウスの摩擦や水気が気になる方はホームセンターで天板と同サイズの板(80cm×25cmを2枚)を買ってきて、軽く塗装してみました。
もしくは、カットできるデスク用の透明マットやPUレザーなんかどうでしょう。
これとかぴったりサイズですね。
普段は手元を照らすデスクライトをつけていま
こんな感じ。
個人的には部屋の蛍光灯を全部点けるよりも、電球色の手元ライトの方が集中できるんですよね。クリップライトをつける用の穴もあります。ただしなぜか右側にあって、右利きの人がノートに文字を書いたりすると自分の手が影になって手元が見えづらい!
なぜ右だけに付けた?どうせなら両サイドに穴が欲しかったが、細かい点なのでご愛敬。がんばればカッターでも穴があけられるし、私みたいにデスクに置くタイプのライトもたくさんあるので、このへんは使用される方の好みに合わせてカスタマイズすればよいと思います。
実際仕事ははかどる!
約1ヶ月ほど使用してみて、全体的には満足しています。私の妻も購入前は「こんなのいる?」と懐疑的でしたが、実際にブースに入って仕事をしてみると集中力の高まりを実感している様子(私の希望的観測が大いに含まれます)。
私が感じたリスクは、お子様がいる家庭での落書きや破壊リスクです。真っ黒な段ボールの平面は、黒板を想起させるような色合いで、お子様の芸術的な感性を刺激する可能性が高いような気がします。このあたりは、あえて落書きOKな「黒板シート」を貼ってしまうのも手かもしれません。一度貼ると剥がすのは実質不可能ですが、簡易的なデスクと割り切ってお子様と共存する道を選ばれてはいかがでしょうか。
もうひとつは破壊リスクですが、素材が段ボールのため天板の耐荷重が20kgとはいえ、ちょっとぶつかったら簡単に曲がったり折れたりすることもありますので、注意が必要です。
いずれにしてもコロナが蔓延している今を乗り切る簡易ブースと割り切ることが重要です。