週刊 なるほど!ニッポン 立川晴の輔 #339「香川県さぬき市にある縫製の会社が上履きのサブスクを開始!そこに込めた想いとは?」の巻 編集後記
東京 有楽町 ニッポン放送をキーステーションに全国へお届けするラジオ番組『週刊 なるほど!ニッポン』。
編集長の落語家、立川晴の輔でございます。全国津々浦々、ニッポンには、市町村が1,700以上もあります。その町ならではの魅力を、私、立川晴の輔の目線で独自に調査!それを10分にギュッと凝縮してあなたへご報告します。
このnoteでは編集後記とオンエアでは使われなかったお話・画像をお届けします。
写真満載の本編はコチラから読めます。
編集後記
今日は「香川県さぬき市にある縫製の会社が上履きのサブスクを開始!そこに込めた想いとは?」というトピックスでお届けしました。樫原工業株式会社の樫原拓史さんによる、本編ではお届けできなかったお話しをお伝えします。
-上履きのサイズが合わないことがあります。
偏平足になりやすかったりしますね。子どもは、あまり靴が大きいなどは親に言わないです。
-そうですね。子ども自身も「別にこれでいいじゃん」って何となく思っちゃいます。
そうですね。大人が自分で履くものは割とこだわったりします。デザインもそうですけど、履き心地を重視したりします。でも子どもがそういった意見は言わないです。
-そうですね。
子どもがどういったものを履いているかを、大人でも体感していただきたいと思い、大人サイズの上履きをご用意しております。
-なるほど!大人用の上履きはどのような方が購入されるのでしょう?
そうですね。直接買っていただいてお話しした方しか分からないのですけれども、今までで買われた方で面白かったのは大工さんです。新しいお家を建てた時、施主さんが中を確認するときに綺麗な白い上履きですと清潔感があります。せっかくの新築で綺麗なので、そういう時に施主さんをご案内する時に履くようです。
-それは面白い!納得です。せっかくで建てた綺麗なお家ですから、真っ白な上履きで案内するだけでも全く気持ちが違いますよ!
そうですね。
-ちなみに、上履きを選ぶときのポイントはありますか?
しっかりと足に合うサイズのものを常に履くようにしてもらいたいです。子どもの足はすぐに大きくなるからとか、どうせすぐに汚れるからという理由で少し大きめのサイズを履かせ続けると足の健康に影響します。
-樫原工業では、子ども用の上履きのほかにも、いろんな種類の上履きを作っているのですか?
サイズは30cmまでご用意しています。岡山のデニム生地を使ったものやスリッポンタイプのものも作っています。また刺繍を施したものもあります。
-樫原さんが想う「上履き」の役割・重要性とは?
上履きは、子どもたちが1日のうちに1番長く履くシューズ。通学用の運動靴は長くても2時間ぐらいです。家でスリッパを履いても4時間ぐらいではないでしょうか。それに比べて学校にいる間ずっと履く上履きは7時間ぐらいになります。学校というご家族が見ていない場所で、子どもたちが大きく育っていく6年間。上履きは、そのかけがえのない時間を大人(親)が子どもたちの健やかな成長を願う思いと共に歩んでいくものだと考えています。
-「樫原工業」はずっと上履きを作っている会社なんですか?
創業者の思い「この世界から子供がいなくなることはない。この仕事は未来を担う子どもたちの健やかな成長を支える仕事。なにがあってもやめてはいけない」という思いを受け継ぎ1977年から47年間上履きを作ってきました。
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