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働くママはお受験に不利なのか?

小学校受験か?幼稚園受験か?


小学校受験と幼稚園受験のどちらに挑むかによって、表題の問いへの答えが変わってきます。それは、小学校と幼稚園のそれぞれにおいて、母親に求められる物理的・時間的・精神的な拘束の違いがあるからです。

幼児教室からの情報を総合すると、働くママでもお受験への間口は広がっている様子が伺えます。ただし、それは小学校受験に限ったことのようです。延長保育を実施していたり、給食を出してくれる私立幼稚園も存在しますがその数は限られており、依然として母親に求められる役割が大きいのが幼稚園生活の現実です。

今や小学校受験の8割が共働きの地区も

某大手幼児教室のとある教室では、小学校受験に臨む8割が何らかの形で仕事を持っている母親であるという情報があります。「専業主婦」が8割ではなく、「働くママ」が8割にも上るのです。一昔前であればこの割合は逆だったはずです。もちろん、幼児教室の校舎の立地によってもこの割合は変わってきますが、実際にこうした地域も存在するということです。そして都心部における小学校受験といえば、これまでは幼稚園からの小学校受験という流れが一般的でしたが、最近では保育園やインターナショナルスクールと幼児教室を掛け持ちして小学校受験に臨むご家庭も増加しています。

ただし仕事の形態は様々なので、この言葉を鵜呑みにして小学校受験戦争・幼稚園受験戦争に突入すると、フルタイム勤務や出社勤務で働くママは撃沈します。本noteでは、お受験と働くママについて考察し、仕事を持つ母親がお受験に臨む際に気をつけるべき点などについてまとめています。


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