世界でヒットする日本発VR作品をつくる
(まずは以下のティザーサイトをご覧になることを強くお勧めいたします)
↓ティザーサイト
(ティザーサイトをご覧いただきましたか?見ていただいた前提で話をしますよ!)
はじめまして。「東京クロノス」を制作するMyDearest株式会社の代表で、本作の総合プロデューサーを務める岸上健人(きしがみけんと)です。
本作は5/4(金)のマチ★アソビ内トークイベント「今こそアドベンチャーゲームの未来を語ろう」にて発表いたしました。
ジャンルは、VRミステリーアドベンチャーゲーム(ADV)です。
このnoteは、「日本発で世界的なヒットをするVR作品をつくりたい」という僕たちMyDearestの想いで制作が始まったVRミステリーADV「東京クロノス」の開発過程やイベント情報などをお伝えすることが目的です。
そして第一回のnoteを総合プロデューサーである僕が書き、今後はそれぞれの制作スタッフも「東京クロノス」についてblogを綴っていきます。
それでは、本作「東京クロノス」の具体的な話に入っていきます。
まずは、あらすじからご紹介。
【あらすじ】
いつから、なぜ、離れ離れになったのだろう?
小さなころ仲良しだった8人組。
その謎が明かされる時がきた。
時が止まった、誰もいない渋谷に、
8人が閉じ込められたことをきっかけに。
1人づつ消失していく異常な空間で。
----−私は死んだ。犯人は誰?
以上が物語の概要です。サスペンスな雰囲気のミステリー作品です。概要を読んでドキドキするものを感じていただけたら大変嬉しいです。
そして、上述のティザーサイトをご覧いただきすでにお気づきだと思いますが、(まだ見られてない方は、もちろんいらっしゃらないですよね?)
制作スタッフがとにかく凄い人たちです。
一人ずつ、紹介させてください。
まずは、本作の監督である「柏倉晴樹」。名作3DCGアニメ「楽園追放-Expelled From Paradise-」のモーション監督を務め、一流の3DCGアニメーターでもある人物です。彼自身が新しいアニメの作り方を模索するうちにVRに出会い、VRでの物語表現に取り組んでいたところを、才能に惚れ込んだ(楽園追放のファンだった)僕が声をかけて「東京クロノス」の監督をやってもらうことになりました。監督としての柏倉さんは、まさに「大黒柱」という方です。スタッフへのハイレベルな演出の指示はもちろん、自身でアニメーションも作り、気配りやスタッフの心のケアまでトータルにこなす方です。スタッフ一同、彼に絶大な信頼を寄せています。柏倉さんは、VRという新しいメディアでの物語表現・キャラクター表現において間違いなく日本トップランナーです。彼が監督を務めるというだけで、本作はとんでもない作品になると確信しています。
二人目は、本作のシナリオライター「瀬川コウ」。「今夜、君に殺されたとしても(講談社タイガ)」・「謎好き乙女と奪われた青春(新潮文庫nex)」などが代表作のミステリー作家です。僕が瀬川さんの著作を読んだ時に物凄く引き込まれてしまい、この人にシナリオを書いてほしいと思ったところ、本当に偶然共通の知り合いがいました。「こんなチャンス逃してはならない!」と思いすぐに紹介してもらい、VRミステリーADVである「東京クロノス」という作品を書いていただくことになりました。瀬川さんご自身が高校生の頃から脳内にあった「クロノス世界」。そこを舞台とした本作。「時が止まった世界に閉じ込められた幼馴染たち8人」。なぜ閉じ込めれたのか?どうして時が止まっているのか?謎と疑惑に引き込まれていく物語です。また、僕が瀬川さんの魅力だと感じるのが「限りなく灰色な世界観」です。黒でもなく白でもなく極限のグレーを描くのが瀬川さんの持ち味だと感じています。「東京クロノス」が瀬川さんの新たな代表作になることを確信するほど熱を入れて物語を作っていただいています。もとからの瀬川さんファンの方も、VRという新しいメディアでの瀬川コウの新たな代表作にご期待ください!
三人目は、プロデューサーの「三木一馬」。実は三木さんにはMyDearestのアドバイザーを務めていただいており、僕自身も三木さんに師事しています。そして僕が「世界に勝負をしかける日本発VR作品を作りたい」という想いを打ち明け、三木さんにプロデューサーとして「東京クロノス」に参加していただくことになりました。シナリオのプロット段階からガッツリ参加いただき、主にストーリーのプロデュースを担当いただいています。言わずもがな、三木さんは「ソードアート・オンライン」、「とある魔術の禁書目録」、「魔法科高校の劣等生」など数々の大ヒット作品の担当編集・プロデューサーです。そして僕自身が感じる三木さんの凄さは「圧倒的なユーザー目線、超エンターテイナー」という点です。シナリオ打ち合わせでは、常に誰よりもユーザーの目線に立ち、どうすればユーザーが最も楽しんでくれるか、という点を狂気的なくらい突き詰められています。打ち合わせでは、軽口を叩いたようでありながら、誰もが「面白い!」と感じるアイディアをいつも提案していただいています。瀬川さんの作るストーリーの魅力が、三木さんの力で何十倍にも膨らんでいくシナリオ会議は圧巻の一言です!
最後は、キャラクターデザイナー「LAM」。プロジェクトがスタートしたばかりのある日、監督の柏倉さんが「twitterを眺めていたら見つけた!この人が、東京クロノスのキャラクターデザインにぴったりだ!」とスタッフみんなに提案してくれました。そして、twitterやPixivでLAMさんのイラストを見た瞬間、その場にいた全員が「この人しかいない!」と言い合いました。その後たくさんの他の候補が提案されるも、最後の最後までLAMさんが不動の一番人気で、キャラクターデザインはやっぱりLAMさんにお願いしようと全会一致で決まりました。依頼した当初からすでに人気イラストレーターだったLAMさんですが、ここ最近はまさに飛ぶ鳥を落とす勢いで人気が加速していっており、あと少しでもご依頼が遅れていたらスケジュールが詰まってしまって依頼を断られていたのではないかと思っています。「この人以上に『東京クロノス』のキャラデザにふさわしい人はいない。断られたらどうしよう」と相当に緊張しており、LAMさんのイラストへの愛が重くて長文になってしまったご依頼メールを思い出します苦笑。まさに奇跡のタイミングでお声かけができました。LAMさんの持ち味である、一度目にしたら取りつかれてしまうようなインパクトのあるキャラクターデザイン・色彩の豊かさ。それを3DCGで表現してVRに落とし込むべく制作を進めています。これからLAMさんがデザインしたたくさんのキャラクターをお披露目していきますので、楽しみにお待ちください!
これが今お伝えできる「東京クロノス」という作品の全容です。
「凄い作品だ!」と感じていただけましたら最高の喜びです。
最後に改めて、本作の総合プロデューサーとしての僕の想いを述べさせてください。
現在のVRというメディアはまだ黎明期であり、その中で日本の作品は悔しいながらもまだ目立てていません。
でも、このままでいいはずがありません。攻殻機動隊もソードアート・オンラインも、.hackも日本から生まれた作品です!そして僕たちはずっとVRに夢を見続けてきました!つまり、日本の作品こそVRという舞台で最も目立つべきなのです!
だからこそ僕は、「世界でヒットする日本発VR作品」を作りたいのです。
「やっぱりVRでも日本のコンテンツは凄い!」そうやって世界を驚かせるために「東京クロノス」というプロジェクトを立ち上げました。
つい先日、VRを代表する企業であるOculus社から発売された、高品質で安価(なんと23,800円で買える!)な「Oculus Go」にも対応予定で、できるだけたくさんの人に体験してもらえるようにいたします。 https://www.oculus.com/go/
その他には、PlaystaionVR、SteamVR, Oculus Riftなどのプラットフォームに対応予定です。
MyDearestという会社はまだ無名の小さなベンチャー企業です。でも、凄い人達が集まりました。世界で戦える強力な才能がこのプロジェクトに集結しました。制作途中の現段階で「これは凄い作品になる」という予感がひしひしとしています。
このVRミステリーADV「東京クロノス」という作品が、日本VRコンテンツのフロントランナーとなり、世界のVRエンターテインメントの歴史に残る作品となるよう、僕たちは命をかけて取り組んでまいります。
そして、僕は「東京クロノス」という作品の総合プロデューサー、もとい、"第一のファン"として、本作を日本はもちろん世界中のたくさんの人たちに布教していきたいと思います。
次の大きな情報発表は、ロサンゼルスで開催される世界最大規模の日本ポップカルチャーイベント「Anime Expo」にて行います。 http://www.anime-expo.org/
そして、このプロジェクトが世界に羽ばたくためには、皆様の応援が不可欠です。少しでも「東京クロノス」にご興味をもっていただけた方がいましたら、ご友人にお伝えいただいたり、SNSでご拡散いただきたいです!twitterもフォローいただけますと大変幸いです! https://twitter.com/tokyo_chronos (公式twitterアカウント)
「#東京クロノス」でtweetも是非よろしくお願いいたします!
ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。
これから「東京クロノス」の応援を何卒よろしくお願いいたします!