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東京にあるディープなマッスルバー体験談①

『はい!マッスルバーでマッチョ!おふたりでマッチョね!お待ちしてマッチョ!』

―― マッチョって、語尾にも“マッチョ”をつけるのね!

***

先日、青森から高校時代の友達が遊びに来ると連絡があった。

彼女と会う前に連絡があり、実は今、世の中の女子をキャーキャーと言わせている、有料課金制のマッチョが気になっているとのことで、相談を受けていた。

バレバレの友だち

もちろん、わたしも東京に住んでいるのだから噂には聞いたことがある。
鍛え上げられたマッチョが、お酒をつくってくれる?というあのバーのことだろう。

ただ、その全貌は明らかではなく、周りに行ったことがある人も居なければ、どんなものなのかは謎のベールに包まれたままだった。

手掛かりはSNSからたまーーに流れてくる、ムキムキマッチョと女子の動画。

毎回毎回、見るたびにこちらの想像を超えてきて、これはひょっとすると、すこしえっちぃなお店なのかな?と思うくらい、画面の奥で繰り広げられていることが見てるこっちが赤面してしまうような、マッチョとお姉さんの絡み合いの動画が流れてくる。笑

友だちも同じ認識

そんなもんだから、どんな場所なのかな?と気になってはいたけれども、なかなか行こう!という踏ん切りがつかなかった。

でも“あちら”から行きたいと言ってくれるなら、好都合!笑

万が一、周りの人たちから「え・・マッチョにお金を払って会いにいくの?」と冷たい眼差しを向けられたとしても、

「いや~わたしは行く気はなかったんだけどさ~、友達に誘われてさ~彼女がどうしてもっていうからさ~仕方なく行ってみたんだよね~!」

という、あくまで私じゃないよ?と変わった趣味もってるね的なイメージを回避することができるよね!わたしって天才!(ごめん友達。笑)

そうと決まれば、今日は金曜日。

あれだけ人気が出ているということだから、入れない可能性もあるし予約をしておこうかな。“鉄は熱いうちに打て“というしね!うんうん!

ということで、冒頭のやり取りに戻る。

さぁさぁ、予約もできたしマッチョに会いに、れっつごー!

いざ、マッスルバーへ!

マッチョマッチョな世界

ビルの前に到着!

ここね、なんか来たことあるかもと思っていると、
偶然にもそこは昔、知り合いがバーを営んでいたビルで、なんだか“エモい気分”になった。(今流行っている言葉らしい)

そして、エレベーターで4階に到着。

ワインレッドの重い扉を開けると、

「いらっしゃいマッチョー!」

威勢よく、5体のマッチョがお出迎えしてくれた。

お~~~~~~~~~~、白いシャツを着ているから筋肉はあまり見えないけど、なんかすごそう!!!!

さささっと、奥のテーブル席に案内されると店内は女性のお客さんで埋め尽くされていて、1つの席にマッチョが1体つくようなシステムらしい。

さてさて~どんなマッチョ来るのかな!と内心ワクワクしていると、少し小柄な可愛らしいK-POPアイドル風の白マッチョと、もう一人はTHE★オトコです!な男性ホルモンむんむんのマッチョがやってきた。

マッチョが前の席に腰掛けると、肘を曲げたことで筋肉の線と血管がくっきりと見えて服の上からでも、筋肉の厚みが伝わってくる。

ムキムキ💪

「はい!おしぼりです!」

と、ムキムキのヒジに挟まったおしぼりが目の前に現れた。マッチョの力こぶからなんとか顔を覗かせたおしぼりが、助けて・・・とこちらを見ている。

取ってください!と言われ、引っ張って取ろうしても力こぶに囚われた、おしぼりはなかなか脱出することが出来ず、こちらが全力で引っ張ってもビクともしない。

そればかりか、マッチョはその状況を楽しんでいるようで、何とか引っこ抜きたい一心で力いっぱい入れても、おしぼりを助け出すことはできなかった。

すごい・・・これが本物のマッチョ!!

いきなりマッチョの洗礼を浴び、驚く我々をみて、ようやくおしぼりは解放された。よかった・・・!

***

「1時間飲み放題製でマッチョね~、好きなドリンクをえらんでマッチョ~」



と言われたので、マッチョーズおすすめの【プロテインカクテルのいちご】と【プロテインのマンゴー】を注文することに。

そして、ドリンクがきてマッチョーズ達とかんぱ~~い!(マッチョ―ズは指でグラスをつくっていたからエアドリンク)

そして、ここからディープなマッチョの世界を味わうことになる・・・

後編につづく。

written by みんちゃん