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28歳オンナの心の機微を綴ろう②

異動を言い渡され1週間が経過した頃。

お客さんで賑わうような忙しい店でなかったこともあり、平日はバイトくんと私の2名体制で営業をすることになった。

その時入っていたバイトくんは年上の大学生の男の子で、自分のことを三浦春馬と言っていたっけ。誰にでも優しいお兄ちゃんのような存在で、そんな彼に惹かれた。

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ある日の帰り道、彼から告白された。とても嬉しい。周りにバレないようにしなきゃ!と思ったのも束の間、2週間後に新しい異動先が言い渡され千葉県の端っこに飛ばされることになる。

それは地獄の始まりで、通勤時間に2時間30分かかるうえに18時間労働。心身共にけちょんけちょんにされたあげく、会社を去ると決断した。

人生の分かれ道

ここで人生が大きく変わる選択を迫られる。
東京に残るか?地元に帰るか?

会社を辞めたい一心で後先考えずに見切り発車を決め込んだものの、具体的に次のことを考えているわけでもない。

ただ、彼がいるから東京に残る。これも理由の一つと自分を納得させ、東京に残ることを選んだ。

彼がいたから今の私はここにいる。

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巡り合い

それから東京を満喫しようと決め、地元では経験できない体験や出会いを思う存分楽しんだ。  

初めて訪れる場所で、普段会えない人たちと会話を交わす。自分の感性が磨かれていくように感じた。

東京に住んでいる分、普段家族には会えないけれども、その分再会した時の感動は大きいし、とても大切な時間だ。

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28歳女の心の機微

私はこれから、場所や時間を自分で決められる仕事のスタイルを目指したい。
会社員という枠組みに囚われず、自由に家族に会いに行ける。そんな働き方が理想系。

そのためには、1人で生きていけるスキルが必要。

今は自立するために仕事終わりや土日も返上して、準備の時間に当てている。でも、一生準備しているだけでは現状は変わらない。

今週から本格的に稼働していく。

今後の人生がどう変わっていくのか楽しみで仕方がない。

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"現状維持は衰退"と誰かが言っていたけれども、こんな風に思わせてくれたのは、東京の周りの環境のおかげだと痛感している。

仕事もプライベートも頑張る。欲張りな女性を見てきているからこそ、彼女たちに憧れて私も挑戦をしてみたいという気持ちになる。

一度しかない人生だからこそ、進みたい道を自分で切り開いて後悔がない一生にする。

30歳に向けてのラストスパートはこの想いを持っていきていきたい。

written by みんちゃん