1度は考える。東京で暮らす?地元に戻る?人生が変わる選択
今、東京に暮らしている人も、これから上京しようとしているあなたも、地方から出てきている人、全員1度は考えること。
このまま東京で暮らすか?それとも、生まれ育ったふるさとに帰るか。もしくは・・・この決断は、今後の人生は大きく変える選択になる。まさに、人生の分岐点。
過去を振り返った時に「あの時、違う選択をしていたら」と思い返す場面になるし、きっと今後の人生を左右する。
一瞬で目の前を通り過ぎてしまう
東京での生活は、地元を飛び出して11年目に突入した。
地元にいた時よりも、時の流れはイヤというほどにあっという間で、周りの変化にも敏感になってきている。
小学生の頃から、母と国民的アイドルグループを応援していて、親子2人、コンサートで何度も各地に足を運んでいた。
初めて出会ったとき、彼はまだ28歳。
それが現在は、43歳のイケおじ様になっている。
小さいころからテレビの中の世界で見てきた人が、年を取っていくのを実感するように、自分も年齢を重ねているのだと、目の当たりにする機会が多くなった。
東京に残る?実家に帰る?
もう気が付くと、20歳を折り返して30手前に差し掛かろうとしている。
ハタチの頃は”28歳”って、ものすごく遠いい話しと思っていたけれども、言葉で表せないくらい、一瞬でたどり着いてしまった。
SNSや周囲の友だち、職場の人を見ていると、28~30歳くらいで人生の方向性を、決める人が多い印象を持つ。
結婚して、東京に拠点を置くと決めた友だち。
上京してやりたいことは出来たから、地元に帰る親戚。
彼の仕事で海外に渡って生活をする、先輩。
”30歳”という年は、自分も親の年齢も考えると、ある程度、節目の年と意識をしている人が多いし、そろそろ人生の方角を決める時期なのかと感じている。
東京で暮らしたい。でも・・・
東京での生活はかなり満ち足りている。お酒を飲んでも電車で帰れること、やりたい仕事や夢が叶いやすい環境、地元で生活をしていたら関われない人たち。
どこを切り取っていても、東京での暮らしは十分満ち足りているし、充実している。
けれども、地元にいる家族のことを考えると、住み続ける決断ができない自分がいる。
実家や家族のこと
上京してくる人たちで、家族のことを考える人をたくさん見てきた。
もちろんわたしもその一人。
東京での生活は、想像以上にEnjoyしているし、不満もほぼない。自分のことはうまくいっていると、自信をもって言える。
けれども、今まで育ててくれた両親、かけがえのない兄弟。そして、生まれ育った地元への愛情は、離れていても薄れることがなく、東京で生活をしていく、決断をし切れないでいる。
自分の人生だもの
もちろん、1度しかない人生の主役は自分。
あなたの人生の主人公はあなただし、それ以外は出番の頻度は違えど、脇役になる。
それでもちろんいい。
自分の人生は自分で決めるもの、そうだと思う。
けれども、人はひとりでは生きていけない。家族・友だち・恋人・仕事、そのすべてに、他者が介在している。
だから、なかなか決断できない人が多いと感じるし、失敗したくない恐怖心が、誰しも多少なりともあるから、決断って難しいものだと考えてしまう。
どうするかはあなた次第
わたしも、10年東京で生活をしてきて、何度も実家に帰ろうと考えたことがある。
好きだった彼に別れを告げられ、自暴自棄になり帰りたいと親に電話をしたこと。仕事が辛いとき支えてくれる両親が、そばにいない環境を嘆き、帰りたいと毎日思いながら、通勤をしたこと。
きっと、誰にでもふるさとに帰りたい瞬間は訪れる。
でも、どちらを選択しても、正解にするのは自分だし、もし違う道を選びたいと思えば、その時にまた考えればいい。
経験していないことは、イメージができない。なら、何度でもトライ&エラーを繰り返して、自分の正解を見つけていきたい。
written by みんちゃん