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新プロポ 《不合理なるもの》 「甘い生活」と世襲のみなさん


 温暖化のために、南極の氷が溶けたら水が溢れ出ちゃうよ、
 血圧値130過ぎたら危ない、高血圧です

* いくら楽だからといって、
安易でオートメーションなファーストフードばかり食べていたら人は家畜化され、AI化され合理的な文章を書いてばかりいたら人はロボットになり、人間が作ったものなのに、いつしか主従関係が逆転してしまう。

たとえば、あるとき旅行に行った人に、どうだったと感想を聞いたらこんなふうでした。
「写真を見ないと、わかんない」

カメラができてカメラの信頼から、
裸の眼で触れて見て感じる感受性を怠り、パソコンのおかげで文章作成が楽になったものの、つい漢字を忘れたり、創造された文字が無機質になって、文章が生きて働いているように感じさせなかった。
人間が書いているのに、AI化され指図されたら、人間は奴隷だ。



 温暖化のため、国民のためにがんばります、と世襲議員のみなさん。
 おめでとう、なぜかお馴染み、世襲議員並びに有名人ご子息の御用達である慶大出身の石破さん、見返りを忘れないでねということで、今回も岸田さんと同じ世襲で、首相をたらい回して順番によろしく。

 よく政治家は 、1 パーセントの自己主張や嘘を言うために99パーセントの身の周りの事実をいい、芸術家は 、1 パーセントの真実を描くために99パーセントの虚像や虚構で表現します。

( 最初はオーバーで嘘っぽい表現でもそのうち慣れてきて、しっくり芸にハマっていく芸能人もあれば、身近の大根の値段はいくらで電車賃の値上げは大変です、そんな現実のリアルな分別さで国民を納得させ、いつしかあらぬ方向に導いていく政治家もいる。

 それに専門の思考力もないのにニュース番組で顔を売りたがる芸能人、反対にその気もないのに歌謡番組やスポーツ競技に顔を見せ、大衆に媚びたがる政治家連中など、大衆社会の人気とりは空虚な刹那さと軽さで、質よりもっと量、物質的なお金が欲しーいな )

 温暖化のために、南極の氷が溶けたら水が溢れ出ちゃうよ、
血圧値130過ぎたら危ない、高血圧です、
など国民大衆に「恐怖」をあおって、対策のための購買商法、なんだか芸能とか文芸のマーケティング商売みたい。

 でもふと立ち止まってみれば、何のことない子供でも分かる論法、
風呂桶の氷が溶けたら溢れ出るわけもなく、氷を取ってみれば桶の水は低くなっていたというアルキメデスの原理、
アルキメデスは風呂桶に入っていたときに発見しました、エウレカ( 発見した )と叫んだ。


 それに数字の測定値、
どんな分野の測定でも平均値は似たり寄ったり、
たとえば学校テストの採点を200満点にしたら、だいたい130点ぐらいが標準値で、200点近くの人は異常で、少ない。
でもテストの「標準値」は評価されないのに、
テストで満点の200点近く取れば、すごいね、すばらしいねと拍手されます、
そんな数字だと「血圧みたい」に危ない、測定器を日頃から使ってね、病院に行きなさいとは言わない。なんでも、平均値にしたがるAIみたいなロボット化、でも従順であれば安心ね。

 それにまた何故か医師団体から政府に寄付金が多くなされて、
じっさい以前に民主党政権に変わったとき、一番早く寄付金を申し込んでいるのがテレビニュースで報じられていました。
今回の都知事選の前にでも
医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護協会、医療関係団体すべて、小池百合子さんに出馬要請しております、と東京都医師会長は「高らか」にスピーチしていました。

逆に、なぜか測定器メーカーや企業から、
医師団体のほうに数百億の寄贈がなされているそうです、よくわかんないけど、よくわかるとは不思議な気持ち、
それに偶然 YouTube を見ていたら、お医者さんが薬の大部分が高血圧の薬だと、いとも簡単に笑いながら語っていましたとさ。



 元来、「専門知識がない」われわれには医者の言葉は絶対で、
「邪悪な国から守る」政治家の言葉も、そうでした。

 江戸時代にはバテレン人とかキリスト教徒は邪教徒扱いされて、
現在の資本主義国に住む日本国民には、共産主義国やイスラム教国家はよく分からないで馴染めなくて、脅威に感じます。
もしかして、
これって国民に恐怖を与えて、購買欲や支持者を募るような国家公認の「霊感商法」かな。最近はこんなのばっかり、あおり炎上。

いくら子供の頃、あるいは江戸時代から医者と政治家はウソつかない、
「国民の味方です」と学校の教室で教わって、われわれの「身体」や「生存権」を守ってもらい、学校の教職員でもないのに世間の皆さんから先生と呼ばれ、じっさい身近にいるお医者さんはいい人が多く、またテレビではさんざん悪口を言われている政治家も身近に会ってみると意外にいいお父さんが多そうです。

でもいくらいい人でも「団体に属して」みれば、
遺憾と感じながら、個人の正義よりも組織の利害を尊重しがちで、見て見ぬふりして沈黙もしちゃうのは、テレビや新聞の記者サンのみならず、われわれサラリーマンと同じ感情かな、悲哀も感じます。


 ただ違うのはお医者サマも政治家センセも世襲家が多く、
医院の存続とか選挙地盤の保持だけでなく、何かと「有利な理由」とか「甘い生活」があるんじゃないか、とつい勘ぐってみたくなるのはボクだけでしょうか。
それにやたらと医者になりたい希望者が多くて、
官僚になっても政治家になりたがりるのは、
単に国民の皆さんを「救う」のがお好きだけじゃない、他に何かあるんじゃないの、とひがむのも、これまたボクの偏見かな。

 そんな感じで、他人を見て我が身をただす、
政治と経済ばかりでない、
芸能や小説の文芸界にも似たような業務業態がうかがわれて、この考察は次回に引き渡されるだろう、
でもジャニーズ問題とか、有名人とか海外交友関係とかの人気作家の炎上商法で察しできますけどね。


ほんまでっか



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