給水塔がどんどん減っていく。
老朽化の時期ということもあるんだろうけど、ポンプの発達もあって、給水塔は新しいものに建て替えられることはほばなく、基本的にどんどん壊されて減っていく傾向にある。
おそらく、もし建て替えるなら耐震性がさらに求められるようになっている、ということもあるのだろう。(たぶん。)
近所だと、桜台団地の取り壊しがついに本格的に始まった。
国内最大級の団地建替え事業になるという(だったら給水塔も新築したらかっこいいのになぁ)。
そこにあったのは、全国的には珍しいタイプの塔なので、また一つ消えることになるのはとても惜しい。
立方体のコンクリート水槽を十字型に組み合わさった板状の塔が支えている、という、言葉で書き表すのは難しい形状なのだが、
去年の今ごろたまたま写真を撮ってて、それがちょうど足元にドクダミが咲いてる頃で、十字形つながりで面白いと思って、高円寺「バー鳥渡」の十周年記念のグループ写真展 『10(てん)展』に出したのだった。
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