【投手編】インターン生が選ぶ!3・4月のMVP
普段ライブ配信の裏で試合の速報をXに投稿するなど、徳島インディゴソックスを陰から支えるリモートインターン生。そんなインターン生が選ぶその月のMVP選手を紹介するこの企画!
初回の2024年3・4月編の投手MVPに選ばれたのは今シーズンからインディゴソックスに加入した最速153km/h右腕・川口冬弥投手!
川口冬弥 プロフィール
最速153キロ右腕。高い位置から投げ下ろす角度のある直球が特徴。大学4年春に頭角を表し、そこから大きな成長を遂げてきた。そんな川口投手の3・4月の成績がこちら!
3・4月の成績
なんといっても「防御率0.00」は圧巻の数字である。また、「奪三振」もイニングを超える14個奪っており、奪三振率は12.60と驚異的な数字である。コントロールも良く対戦した打者35人に対し与四球は3と安定感のあるピッチングを披露している。3.5を超えると優秀とされるK/BB(投手の制球力を表す指標)は4.6を記録していることからも、制球力に優れた投手であると言える。
また、今年の四国アイランドリーグplusは左打者の割合が多いが、今シーズンはまだ左打者からヒットを打たれていない。左打者の低めに丁寧に制球されており、ストレートのスイング率は26.2%、フォークのスイング率は驚異の45.4%で相手に打つ隙を与えていない。左打者に対するWHIPも0.20と数字から見てもほぼランナーを出していないことがわかる。
そして、川口投手の武器といえば最速153km/hを誇る球威抜群で伸びのあるストレートだが、今シーズンのストレート被打率は.040、被安打はわずか1と素晴らしい成績を残している。投球の80%をストレートが占めているにも関わらずほぼ完璧に抑えている。
身長が187cmと高く、それを活かした角度のあるストレートで相手打者を確実にアウトにしている。
加えて投球割合自体は少ないもののスイング率の高いフォークもあり、相手打者からすると打つのは至難の業となっている。
今シーズンは試合の終盤、抑えを任されることの多い川口投手。安定感のあるピッチングでチームへの貢献度も大きい。そんな川口投手の3・4月のFEATURE GAMEを振り返っていく。
3・4月のFEATURE GAME
①4/17 香川オリーブガイナーズ戦
ダブルヘッダーの1戦目、8-1と大量リードの中、川口投手は6回からマウンドに上がると圧巻のピッチングを披露する。得意のストレートとフォークを武器に、対戦した打者7人に対し3者連続三振含む5奪三振と躍動。ゲームを締めチームの勝利に貢献した。
②4/23 香川オリーブガイナーズ戦
チームが2連敗で迎えたダブルヘッダー1戦目のこの試合。3-2とリードの場面で6回からマウンドに上がると打者6人に対し3つの三振を奪った。そしてこの日はストレートが最速150km/hを記録した。ピシャリとゲームを締め、チームの連敗ストップに大きく貢献した。
③4/28 愛媛マンダリンパイレーツ戦
愛媛との4連戦の3試合目。前日もマウンドに上がっていた川口投手は初の連投となった。しかし、打者3人をわずか7球で抑える超省エネピッチングでゲームを締めた。
インターン生の声
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(データ、成績は共に2024年4月終了時点)
文・構成 進邦和馬