見出し画像

【野手編】インターン生が選ぶ!6・7月のMVP

普段ライブ配信の裏で試合の速報をXに投稿するなど、徳島インディゴソックスを陰から支えるリモートインターン生。そんなインターン生が選ぶその月のMVP選手を紹介するこの企画!

後期シーズン6・7月編の野手MVPに輝いたのは強肩強打のショートストップ 加藤響選手!!


加藤響 プロフィール

背番号:10
ふりがな:かとう ひびき
生年月日:2002/6/15
身長/体重:180cm/82kg
投/打:右/右
出身:神奈川県
経歴:東海大学付属相模高校(甲)-東洋大学(在学中)
特技:バスケ
野球を始めたきっかけ:野球がかっこいいと思ったから
好きな食べ物:家で食べるカレー

強肩強打が売りの右投右打のショートストップ。東海大相模高校時代には通算35発を放ち、現埼玉西武・山村選手らとともに20年夏の神奈川県独自大会を制した。今シーズンは主に4番として活躍しており、前期優勝にも大きく貢献した。

そんな加藤選手の6・7月の成績がこちら!

6・7月の成績

後期シーズン6・7月は全8試合に出場し打率.417と高い数字を残し絶好調であった。後期開幕時点で.292だった今シーズン通算打率は3割を超え、現在も維持している。

さらに出場した全試合でヒットを記録しており、そのうち6試合でマルチヒットを記録している。これだけでも絶好調ということがわかるが、それに加えて三振が0だった。もともとコンタクト率が高く三振の少ないバッターではあるが、夏場にかけて調子が上がりさらに磨きがかかっている。

また、凡退の内容も良くなっている。ヒットになってもおかしくないような捉えた鋭い打球が増え、速いストレートにもしっかりと対応ができるようになった。

長打の割合も多く、長打率の割合を測るIsoP(平均は0.130程度)では0.250を記録している。今シーズンNPBで1番IsoPが高いのは福岡ソフトバンクホークスの山川穂高選手の0.229であることからも、6・7月の加藤選手の長打の割合が多かったことがわかる。しっかりとコンタクトしつつ、長打も打っている。(山川選手の成績は8月15日時点)

4番打者としてもしっかりチームに貢献しており、8試合中6試合で打点を記録している。また、この期間に放ったヒット15本のうち約半分の8本が得点に結びつくものとなっている。特に7月7日の七夕に行われた高知ファイティングドッグスとの試合では、満塁ホームランを含む5打点と大活躍だった。高い打率を残しつつも4番打者としてランナーを返す役割を果たしており、チームに欠かせない存在となっている。

6・7月の安打内容(太字は打点がついたもの)

このように夏場にかけて調子を上げチームを引っ張る加藤響選手の6・7月のFEATURE GAMEを振り返る!

6・7月のFEATURE GAME

①7月7日 高知ファイティングドッグス戦

先制を許すが直後の3回裏、満塁のチャンス。初球は見送るも、2球目のストレートをしっかりとらえ左中間に伸びていき満塁ホームラン!その後も犠牲フライで打点を稼ぎ、チームは9-5で見事勝利した。

②7月19日 高知ファイティングドッグス戦

初回、2アウトランナー3塁のチャンス。カウント1-1から3球目のスライダーをレフト前へ放ち1点を先制する。その後4、5回にもタイムリーヒットを放ち、この日は3安打猛打賞に4打点と大活躍。チームも12-1と大勝した。

インターン生の声

・後半戦全試合ヒットを放ち、七夕の試合では満塁弾を放つなど大活躍だった。
・バッティング好調、3割に乗せるなど本領発揮の月になっていた。
※インターンに関してはこちらをご参照下さい。

強肩強打であり、希少性の高い右投げ右打ちのショートストップとして今年のドラフト会議での指名に期待がかかる加藤響選手。チームの日本一、そしてその先のドラフト会議指名に向けて躍動を続ける加藤選手の活躍から目が離せない。

文・構成 進邦和馬


この記事が参加している募集