【野手編】インターン生が選ぶ!6・7月のMVP
普段ライブ配信の裏で試合の速報をXに投稿するなど、徳島インディゴソックスを陰から支えるリモートインターン生。そんなインターン生が選ぶその月のMVP選手を紹介するこの企画!
後期シーズン6・7月編の野手MVPに輝いたのは強肩強打のショートストップ 加藤響選手!!
加藤響 プロフィール
強肩強打が売りの右投右打のショートストップ。東海大相模高校時代には通算35発を放ち、現埼玉西武・山村選手らとともに20年夏の神奈川県独自大会を制した。今シーズンは主に4番として活躍しており、前期優勝にも大きく貢献した。
そんな加藤選手の6・7月の成績がこちら!
6・7月の成績
後期シーズン6・7月は全8試合に出場し打率.417と高い数字を残し絶好調であった。後期開幕時点で.292だった今シーズン通算打率は3割を超え、現在も維持している。
さらに出場した全試合でヒットを記録しており、そのうち6試合でマルチヒットを記録している。これだけでも絶好調ということがわかるが、それに加えて三振が0だった。もともとコンタクト率が高く三振の少ないバッターではあるが、夏場にかけて調子が上がりさらに磨きがかかっている。
また、凡退の内容も良くなっている。ヒットになってもおかしくないような捉えた鋭い打球が増え、速いストレートにもしっかりと対応ができるようになった。
長打の割合も多く、長打率の割合を測るIsoP(平均は0.130程度)では0.250を記録している。今シーズンNPBで1番IsoPが高いのは福岡ソフトバンクホークスの山川穂高選手の0.229であることからも、6・7月の加藤選手の長打の割合が多かったことがわかる。しっかりとコンタクトしつつ、長打も打っている。(山川選手の成績は8月15日時点)
4番打者としてもしっかりチームに貢献しており、8試合中6試合で打点を記録している。また、この期間に放ったヒット15本のうち約半分の8本が得点に結びつくものとなっている。特に7月7日の七夕に行われた高知ファイティングドッグスとの試合では、満塁ホームランを含む5打点と大活躍だった。高い打率を残しつつも4番打者としてランナーを返す役割を果たしており、チームに欠かせない存在となっている。
このように夏場にかけて調子を上げチームを引っ張る加藤響選手の6・7月のFEATURE GAMEを振り返る!
6・7月のFEATURE GAME
①7月7日 高知ファイティングドッグス戦
先制を許すが直後の3回裏、満塁のチャンス。初球は見送るも、2球目のストレートをしっかりとらえ左中間に伸びていき満塁ホームラン!その後も犠牲フライで打点を稼ぎ、チームは9-5で見事勝利した。
②7月19日 高知ファイティングドッグス戦
初回、2アウトランナー3塁のチャンス。カウント1-1から3球目のスライダーをレフト前へ放ち1点を先制する。その後4、5回にもタイムリーヒットを放ち、この日は3安打猛打賞に4打点と大活躍。チームも12-1と大勝した。
インターン生の声
・後半戦全試合ヒットを放ち、七夕の試合では満塁弾を放つなど大活躍だった。
・バッティング好調、3割に乗せるなど本領発揮の月になっていた。
※インターンに関してはこちらをご参照下さい。
文・構成 進邦和馬