【野手編】インターン生が選ぶ!8月のMVP
普段ライブ配信の裏で試合の速報をXに投稿するなど、徳島インディゴソックスを陰から支えるリモートインターン生。そんなインターン生が選ぶその月のMVP選手を紹介するこの企画!
8月編の野手MVPに輝いたのは我らがキャプテン、寺岡丈翔選手!!5・6月に続き2度目のMVP選出!
177cm、85kgから繰り出されるパワーとスピードが魅力。打球速度はチームNo.1。今シーズンは走攻守で大活躍しており、前後期優勝に大きく貢献した。
そんな寺岡選手の8月の成績がこちら!
8月の成績
8月に入り調子を上げてきた寺岡選手。月間打率は.320をマークし1ヶ月を通して安定した活躍を見せてくれた。
また、今シーズンの寺岡選手といえば打点を異常なペースで稼いでおり7月終了時点で打点は48であった。徳島球団の最多打点記録の2014年の大谷真徳、小林義弘両選手の56打点ともう少しというところに迫っていた。
7月は少し苦しんでいた寺岡選手だが、8月に調子を上げたことでまた打点を伸ばし、そしてついに8月27日の香川オリーブガイナーズ戦で3打点をあげたことにより球団記録の56打点に並んだ。
そして9月に入ってすぐ打点をあげたため、球団打点記録はすでに更新済みである。次に狙うのは四国アイランドリーグplusの日本人打点記録とリーグ記録だ。日本人記録は2009年に長崎セインツの末次峰明選手が記録した69打点、リーグ記録は2009年に高知ファイティングドッグスに所属していたカラバイヨ選手の76打点である。
残りの今シーズンの試合も少なくなってきたが、それぞれの記録の更新は十分射程圏内である。是非とも記録を更新し四国アイランドリーグplusにその名を刻んでほしい。
また8月はコンスタントに出塁しており、出場した14試合中13試合で出塁している。0.07〜0.08を超えると良いとされる選球眼を評価する指標のIsoDでも0.087を記録しているため、ヒットも放ちつつしっかりとボールを見ることができている。
NPB球団との交流試合でもしっかり結果を残しており、8月に行われた福岡ソフトバンクホークス3軍との2試合では両試合でマルチヒットを記録。今シーズンの交流試合通算打率を.524、通算OPSを1.439とししっかりとアピールしている。
そして今年から内野の守備にも挑戦している寺岡選手。ショートやサードにも挑戦し、持ち前の強肩を活かした守備を見せているが、8月8日の福岡ソフトバンクホークス3軍との練習試合では初めて試合でセカンド守備にも挑戦。そつなくこなし、外野手としてだけでなく内野手としての可能性やユーティリティ性のアピールも続けている。
本職の外野手としてもセンターでも自慢の強肩を活かして、レーザービームでアウトを奪い、守備でも大きく貢献している。
走攻守全てにおいてチームの力となり、前後期優勝に大きく貢献している寺岡選手。そんな寺岡選手の8月のFEATURE GAMEを振り返る!
8月のFEATURE GAME
・8月27日 香川オリーブガイナーズ戦
初回、いきなりチャンスで打席が回ってくる。球団打点記録更新に期待がかかるこの打席で4球目をレフトへしっかりと弾き返し2点タイムリーヒットを放つ。この試合では盗塁も2つ決めるなど活躍し、結果的にこの試合で今シーズン通算56打点とし徳島球団の打点記録に並んだ。チームも7-5で勝利した。
インターン生の声
・ソフトバンク(3軍)戦の活躍がセンセーショナルだった。
・8月も安定した打率を残す他、球団打点記録を更新したため。
※インターンについてはこちらをご参照ください。
寺岡丈翔 プロフィール
文・構成 進邦和馬