見出し画像

社会・共産主義国=独裁?

『社会主義国は独裁国家である』というイメージか強い人は多いと思います。

中国やソ連、北朝鮮などでは、なぜ独裁体制が取られているのか気になったので調べてみました。(社会主義の国すべてで独裁体制が取られている訳ではない)

まず社会主義とは、(中学でも習いますが)工場・土地・機械といった個人が、私有する利益を追求しサービスを作る出すものを国や地方公共団体・協同組合などに生産手段を公有(社会的所有)させる仕組みのこと(しかし中国などの仕組みが異なる国家もある)です。
では、なぜその社会主義で独裁体制が採用される要因は、党の指導性にあります。党の指導性とは、レーニン主義の原則の一つで、

社会主義国家の憲法の多くに明記されている共産党が国家・政府・軍・司法・宗教団体・大衆団体など社会のあらゆる組織・組織活動を「指導」する根拠とされた。https://ja.wikipedia.org/wiki/党の指導性

つまり、憲法に明記されたレーニン主義(レーニンによるマルクス主義の理論と思想)の原則が、共産党による独裁につながっているという訳です。
しかし、共産党しか社会のあらゆる組織を『指導』することが出来なくても、共産党の中で、普通選挙が行われれば独裁は避けられるように感じます。
しかし実際ソビエト連邦最高会議などではうまく選挙は機能していなかったようです。

レーニンは著書でつぎのようなことを主張しています。

『プロレタリア革命と背教者カウツキー』では、「プロレタリアートの革命的独裁は、ブルジョアジーにたいするプロレタリアートの暴力によってたたかいとられ維持される権力であり、どんな法律にも拘束されない権力である」という認識を示すとともに、ロシア革命において成立したソヴィエトをブルジョア民主主義より高度な民主主義を体現している

↓これはソビエト連邦最高会議について

1991年以前のソビエト連邦をはじめとする東側諸国でも、憲法上は選挙における投票の秘密が保護されなければならないという規定が存在していた。しかし、投票において立候補者を信任する場合は受け取った投票用紙をそのまま投票箱に入れればよいが、不信任とする場合は部屋の隅にある記入台まで行って投票用紙に記入しなければならない、というような投票方式がとられたため、実際には投票の秘密は存在せず、当局の報復を恐れた有権者によって常に99%以上の信任票が投ぜられていた(西側諸国であればこのような制度は明らかに違憲となるが、東側では違憲審査制が実質的に機能していなかった)。

ソビエト連邦ができる際、革命を求めた人々は、民主的な国家を望んでいたと思います。それは中国などでも同じでしょう。
しかしながらシンガポールのように独裁だったからこそ発展したという国家もあるようです。

このように「独裁」は、
思った以上にさまざまデメリットまたはメリットがあるようです。
これから党の指導性はどのようになっていくのでしょうか


間違い等ありましたら教えてくださいm(_ _)m

いいなと思ったら応援しよう!

紺
フォロー・サポートよろしくお願いします!!!! 本を買ってやってもいいよという方 よろしくお願いしますᐠ( ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟ