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ダウン症の原因の染色体を除去できることが判明と発表 三重大学の研究(CBCテレビ)
かなりセンセーショナルなニュースだった。
元の記事はもう消されてしまっていたのだが、
三重大学大学院などの共同研究チームが、ダウン症の原因となる染色体1本を除去に成功したという。
馬鹿になって説明すると、
ダウン症と健常発達の人との違いだった、障がいの原因であろう染色体をとることができたということだ。
これは、出生前診断の時、ダウン症と分かった際にこの治療をすれば、健常発達の人になる可能性があるということだ。
「馬鹿になって」という言葉をつけたのは、ダウン症になる原因は他にもあり、その一部分の話であること、そもそも、除去したからと言って、健康に育つのかは全く分かっていないということだ。
もしかしたら今後、ダウン症が一つの病気として扱われ、治療するか選択する時代がやってくるかもしれない。出生前診断の内容を聞き、中絶をするという選択肢が大きく減るかもしれない。
夫婦にとって、中絶を選択するという心理的ストレスは大きなものだ。そういった所から見ればとても有意義な研究なのかもしれない。
そして、このようなことができたということは、他の病気の治療などにも有益な情報なのかもしれない。
なにはともあれ、研究を続けてきたチームの皆様、お疲れ様です。
今後も研究頑張ってください。