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Netflixは、人気シリーズを促成栽培することに成功することはできるのか

なるほど、こういうことになってるんですね。

私もNetflixの「グレイマン」はすぐに見ましたし、その完成度の高さにビックリしたのは正直なところですが。

Netflixは「グレイマン」公開から1週間も経たないうちに、続編とスピンオフの製作を発表しているんだとか。

なにしろ、Netflixもついに加入者数でディズニープラスに抜かれてしまったと言うこともあり、Netflix側がNetflixでなければ見られない人気シリーズを拡充する必要性にせまられているのは間違いありません。

「グレイマン」の制作費が、ドクターストレンジと同じ2億ドルということなので、本腰の入り具合が分かるというモノです。

でも、ディズニーが保有しているのはディズニーにピクサーに、スターウォーズにマーベルに、と、どれも何十年も積み上げられてきた人気コンテンツシリーズですからね。

Netflixもストレンジャーシングスとかイカゲームとか、単発では大ヒットシリーズを創り出してはいるものの、マーベルシネマティックユニバースのような巨大なファンコミュニティを創り出すにはやはり年季が足りない気がしてしまいます。

いずれにしても、ここに来て明らかに動画配信サービスの競争軸が、独占コンテンツの魅力度に明確にフォーカスがあたっている印象は強いですね。

個人的にはNetflixには、是非日本のアニメの実写化を柱の1つに据えてほしいなぁと思っていますが。
まずはワンピースがどうなるか次第でしょうか・・・・

いやー、楽しみなような怖いような・・・


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徳力基彦(tokuriki)
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