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ヤフーとアスクルの対立で考える日本的な提携の理想像

なるほどなぁ。


ヤフーとアスクルの提携は個人的には結構理想的な組み合わせだよなぁと、勝手に思っていたので、こんな展開になるとは正直ビックリしました。

初めて騒動の記事を見たときは、日本でもこんな紛争ありえるんだ、というものでしたが、この記事を見ると逆に、日本だからこうなったのかな、と思い始めてます。

ヤフーとプラスで議決権的には過半数超えてるそうなので、資本の論理的にはもう詰んでいて、岩田社長の気持ちは分かりますが騒いでも仕方ないんじゃないかな、と思ってしまったのは事実ですが。
いろいろ経緯を読む限り、感情的には、もう少しヤフー側にもやりようがあったんじゃないかなと感じる部分は出てきます。

特に気になるのは、今回の対立によって板挟みになっているであろう現場の方々。
グループの戦略として、ライバルに勝つために組織図を綺麗に整理したくなる経営陣の気持ちも分かりますが、こういう対立が起こってしまうと、現場もなんだかんだギクシャクしちゃうでしょうし、グループの印象も悪くなってしまいますよね。

ことここに至っては、川辺さんと岩田さんが仲直りするシナリオはかなり少なそうですが、現場の方々が納得できる結果になることを祈ります。


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徳力基彦(tokuriki)
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