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藤井風さんのNHKスペシャルが、英語化されてNHK国際放送でオンエアされるらしい。

これ、ちょっと面白い取り組みですよね。

NHKスペシャルで10月に放送された「藤井風〜登れ、世界へ〜」が、なんとNHK側で番組を英語化して、NHK国際放送で世界に向けて放送することになったそうです。

NHKって、実は海外向けにアプリとかでの放送とかやってるんですよね。

これが果たして、海外でどれぐらいみられるポテンシャルがあるのか良く分かりませんが。

NHKが藤井風さんというアーティストの活動を、ちゃんと英語でも配信することで、海外のファンにもみられる状態にしようとしてくれるというのは興味深いです。

なにしろ、前回の藤井風さんのNHKスペシャルって、藤井風さんが英語曲のアルバムを制作中というカミングアウトが番組中でされ、アルバムへの思いとか苦悩とかが密着取材で描かれている、ファンからすると永久保存版のやつなんですよね。

個人的には世界中のファンがみられるようにNetflixとかで配信した方が良いんじゃ無いかと思っていたんですが、NHK自信が英語化して配信という選択をするのは良いニュースだと思います。

しかもNHK WORLD-JAPANって登録者数が300万超えてるYouTubeアカウントも持っていて、Tiny Desk Japanのアーカイブとかも公開していたりするんですよね。

このYouTubeにも藤井風さんのNHKスペシャルの一部が掲載されたりしたら熱いですよね。

NHKスペシャルって、ドキュメンタリーとしての価値が高い映像がたくさんあると思うんですけど、過去のものを視聴するための選択肢がNHKオンデマンドぐらいしかなく、海外から視聴しにくいのは個人的にとてももったいないと思っています。
今回のNHK国際放送向けのやつはビデオオンデマンドでも1年視聴可能になるということなので、通常の日本向け放送とは扱いが変わりそうなのも注目点。

今回の取り組みが評価されて、年始のYOASOBIとNewJeansの特集とか、先日のJ-POP新時代とか、海外のファンでもみたいと思う番組がもっと英語化されて海外向けに放送されたら良いなと期待しちゃいますね。

まずは、藤井風さんの放送回が、多くの人にみられることを期待したいと思います。

なお、今日13時からの雑談部屋「ミライカフェ」では、この辺の話も皆さんと雑談できればと思っています。
タイミングが合う方は是非ご参加下さい。


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徳力基彦(tokuriki)
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