豚組しゃぶ庵の「攻めの閉店」について日経MJに寄稿して、あらためて振り返る豚組しゃぶ庵の思い出
豚組しゃぶ庵には、個人的にもたくさん思い出があるので、閉店のニュースはショックだったのですが、その後のクラウドファンディングを見ていて勇気をもらったので日経MJに寄稿してみました。
私が初めて豚組を知ったのは、2009年。
ONEDARI BOYSとして豚組さんに招待してもらったのが最初のきっかけでした。
当時も、オーナーの中村仁さんの姿勢や、バックグラウンドに大きな刺激を受けたのを今でも良く覚えてます。
コグレさんとモダシンさんのモダフルナイトが毎年のように豚組しゃぶ庵での開催だったのもあり、本当にしゃぶ庵にはたくさんの思い出があります。
Evernoteの元CEOのフィルさんとブロガーイベントの打ち上げしたのもここですし。
記者発表会に参加する記者気分を味わえたのもここですし。
ファクトフルネスのアンナロスリングさんにお会いできたのも豚組しゃぶ庵でした。
一方で、年に数回しか行かない人間が、思い出の場所だからって「閉店しないで頑張って」とか気軽に言えるほど、今のコロナ禍による飲食店への影響って軽いものでは無いんだな、というのが、今回の豚組しゃぶ案の閉店のニュースで痛感させられたことでもありました。
でも、そんな中でただ単に店を閉めるという選択をするのではなく、オンラインにブランドを残し、再度の出店の道を探るという可能性を残してくれたことに、本当に勇気をもらいました。
今回の豚組しゃぶ庵の閉店、そしてオンライン化とクラウドファンディングというのも、この中村仁さんだからこそできるビジネスシフトなのは間違いありません。
ただ、今回のコロナ禍による影響がいつ収束するかが見えない以上、すべての企業は、豚組同様、ゼロベースで事業をどう未来に向けてシフトするのかを考えなければいけないんだろうなと思う次第です。
ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。 このブログはブレストのための公開メモみたいなものですが、何かの参考になりましたら、是非ツイッター等でシェアしていただければ幸いです。