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Red Bull はエクストリームスポーツやアーティストだけでなく、イノベーター支援も注力してるらしい

なるほどなー、これは面白い。


この騒音で発音するというハミングバードのチームの発想も面白いんですが、個人的にさらに面白いなと思ったのが、レッドブルがこの次世代イノベーター育成プログラムを開催しているところ。

スタートアップ系のイベントとかって、TechCrunchみたいなメディアが企画するか、ベンチャーキャピタルが企画して、出資先を探すイベントみたいなイメージが強くなってる気がしたんですが。

こうやってレッドブルが企画すると、レッドブルのメディア力や資金でこうやって露出も確保されて、レッドブルが考えるイノベーターの軸で表彰されるから、いわゆる収益性を重視されがちなスタートアップのプレゼンイベントとはまた違うところが選出される雰囲気がありますね。

ベンチャーキャピタルではなく、クラウドファンディングの人がメンターになるというのも、実用的だしとても面白い気がします。

レッドブルってエクストリームスポーツとか、アーティストとかいろんなレッドブルっぽい人たちをサポートしているイメージはあったんですけど。
こうやってイノベーターの支援もはじめてたんですね、知らなかった。
(もう去年で3年目に突入しているようです)

応募者はこうやって英語のプレゼン動画も作るみたいです。
カッコ良いですね。

昔、レッドブルの人が、うちの会社の創業者はメディアのブランドを作りたい人なんですというような趣旨の話をされていた記憶があるんですが。

実はブランドの表現をするのであれば、「翼を授ける」という「言葉」をテレビCMで繰り返すだけではなく、こうやって実際に「翼を授ける」企画自体を実施したり、そのブランドを体現している人を支援するという「行動」で示すというやり方が、今後ますます大事になってくる気がします。


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徳力基彦(tokuriki)
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