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NHKが「虎に翼」の主題歌MVを、米津玄師さんのYouTubeにも公開許諾した意味

イマオトさんが興味深いニュースを教えてくれたので、こちらでもご紹介。

NHKの朝ドラ「虎に翼」の主題歌「さよーならまたいつか」のオープニング映像のバージョンが、米津玄師さんのYouTubeに公開されたんです。

もちろん、米津玄師さんのYouTubeには、すでにドラマが始まった4月のタイミングでMVが公開されていて、5000万回以上再生されています。

ただ、ドラマのオープニングのアニメバージョンはNHK側にしかアップされていなかったんですよね。

そのNHK側のオープニング映像も320万ぐらい再生されていますが、YouTubeの設定が厳しいので、記事にエンベッドしてもこうなります。

クリックするとYouTubeに飛びますが、一見、YouTubeのエンベッドって分からないですよね。

またエンベッド不可設定なので、おそらく他の人のYouTubeでの動画内の利用も不可ですね。
海外の人とかが知らずにリアクション動画を撮ろうとすると、下手するとアカウントがブロックされるやつです。

一週間前にフルバージョンも公開されていたんですが、NHK側のはもちろんエンベッドすると、この状態。

記事上は画像にしか見えません。

それが今回米津玄師さんのチャンネルで公開されたことで、記事へのエンベッドが普通に可能になり、YouTubeの再生ボタンが表示される状態に。

おそらくは世界中のYouTuberが、リアクション動画作ってもブロックされない設定になったと思われます。
(※残念ながらNHKのドラマの映像としてブロックがかかってました)

しかも、テレビ局等のYouTubeチャンネルにアップされたMVは、どうもビルボードジャパンのチャートとかに再生数がカウントされない仕組みみたいなんですよね。

その関係で、最近はアニメでもYOASOBIの「アイドル」とか、「祝福」とか、Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」とか、アニメ版のフルMVもアーティスト側に公開されるケースが増えてきていましたが、今回の米津玄師さんとNHKの取り組みは、ドラマにおける主題歌のMVの扱いも、よりアーティスト側に公開されていく流れを生むかもしれません。

さらにイマオトさんが書かれているように、NHKの音楽番組でのパフォーマンス動画が、今後アーティスト側に提供されるというCDTVライブライブ方式が出てくることも期待しちゃいますね。

日本ではテレビ番組でのアーティストのパフォーマンス動画は、YouTube等で全く見れないのが、海外のファンからすると不満の1つになってしまっているようですが、日本のテレビ局の変化をNHKが主導する流れになるのかどうか、引き続き注目したいと思います。


なお、金曜日21時の雑談部屋「ミライカフェ」では、メンバーシップのメンバーである鳥井さんにご提案いただいたNHKの変化の話題も含めて、皆さんと雑談できればと思っています。
タイミングが合う方は是非ご参加下さい。


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