いよいよ日本でも、LinkedInが本格的にビジネスSNSとして使われるようになるかも
なんか最近、LinkedInが賑やかになった気がするなーと思ってはいたんですが。
明日(というか今日)のお昼13時にLinkedIn日本代表の村上臣さんにインタビューさせていただくのもあり、ちょっとLinkedInの投稿を真面目にやってみていてビックリすることが判明しました。
それは、ニュース記事をシェアするのはFacebookよりLinkedInの方が反応が良いかもしれない、というデータです。
まぁ、データと言っても、あくまで徳力個人調べなんですが。
Facebookがリンク付きの投稿の表示確率を明らかに落としているのは、皆さんご存じの通りかと思います。
その結果、人によってはわざわざリンクをコメントに投稿誌直す人も増えていますよね。
で、ここ1週間、全く同じ投稿をFacebookとLinkedInにしてみたところ。
少なくとも私のところでは、こんな結果になりました。
分かります?
ほとんど同じなんです。
最後の無印の記事だけ、Facebook側は結構シェアしてもらえたので、かなり差がついてるんですけど。
それ以外はほぼ同じです。
「なんだ同じかよ、つまらんな」
と思う方も多いかなとは思うんですが。
ちょっと前なら、LinkedInの投稿にFacebookと同じだけリアクションがあるとかありえなかったんですよ。
そもそも、私LinkedInはこの10年以上、ほぼ放置の自動投稿でしたし。
初期の頃、LinkedInは流石に日本では流行らないだろうと思って、最初の頃は海外の有名人にばかり申請していましたし、ここしばらくは海外からのフレンド申請も全部承認してました。
なので、かなりの人数のフレンドが外国の方で日本語読めませんし、当然、海外の方のリアクション率メチャ低いです。
しかも、Facebookはフレンド5000人+フォロワー4600人で9600人の人に投稿が表示されてるはず。
一方LinkedInは前述の海外の方が半分ぐらいを占める中でのフォロワー6120人。
Facebookの方が、日本人限定で、しかもLinkedInより1.5倍投稿が表示される人がいるはずなんですよね。
日本人の方の反応率としては、倍以上の感覚。
正直、日本のビジネスSNSのポジションはFacebookが抑えてしまっていた印象でしたが、いつのまにか日本のLinkedInのアクティブユーザーが、かなり増えてきている印象です。
こうなってくると、マルチポスト派の私としてはLinkedInもFacebook同様に大事にしなくちゃいけなくなった感じです(笑)。
しかもこのLinkedInの反応数、この半年ぐらいで一気に増えてきた印象が強いです。
なんか気がついたらLinkedInの右肩に「LinkedIn News編集部」という編集部の記事のピックアップコーナーができてたんですよね。
LinkedInに編集部があるのは、2年前に蛯谷さんにインタビューして頂いたのもあって、もちろん知っていたのですが、この編集部の活動が機能に反映されはじめたのも日本のLinkedInコミュニティ活性化に効いている気もします。
YouTubeチャンネルが昨年5月に開設されてるので、この辺から活動の幅がひろがった感じなんでしょうか?
まぁ、FacebookはあくまでビジネスSNSではなく、全方位型のSNSですからねー。
そもそもビジネスに使いたいならLinkedInの方が機能が特化していて使いやすいんですよね。
こうなってくると、私のようなビジネス文脈の人間にとっては、LinkedInの重要度が日本でもあがってくる気がしてきました。
明日の公開インタビューは、その辺の話はあまり深掘りしない予定ですが、もし質問を直接村上さんにしてみたいという方は後半の質疑応答タイムで是非どうぞ。