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ここしばらくBE:FIRSTやBMSG特集の雑誌を買ってみて、紙の雑誌の価値を再確認した話

個人的には紙の雑誌で育ってきた人間だけに、ここ数年の雑誌の廃刊ラッシュにはいろいろと考えるところがある人間ではあるのですが。

最近、ミライカフェでお勧めいただいた「紙の雑誌」を何冊か買ってみて、ファンの方々にとっての雑誌の価値というのを改めて感じたのでメモしておきたいと思います。

きっかけは9月のBMSGフェスに参加した後の感想戦で、カイさんに「音楽と人」のBE:FIRST特集号に掲載されてるedhiii boiのインタビュー読んだ方が良いですよ、といわれたことなんですが。

そのまま流れで別の方にオススメいただいたRollingStoneのBE:FIRST特集号も購入。

更に最近、たまたまタイムラインに流れてきた日経エンタテインメントのBMSG特集号も購入してしまいました。

で、改めてファン目線で各誌を読んでいると、やっぱり雑誌のインタビューって、ウェブのインタビューと明らかに価値のポイントが違う気がしてくるんですよね。

もちろん、写真とインタビューの文字で作られているという意味で構造は同じなんですけど。
やっぱり紙の雑誌のインタビューを読んでいるのと、パソコンやスマホでデジタルのインタビューを読んでいるのは、明らかに感覚が違う気がします。

もちろん、情報としてインタビュー記事を読みたいなら、ウェブのインタビュー記事で全く問題ないんですけど。

ファン目線で見ると、写真のサイズとか質感とか、文字を読んでいる間にも写真が見えている感覚とか。
インタビュー記事ならではの価値のポイントが、ウェブのインタビュー記事だと、どうしても再現しにくい感覚なんですよね。

特に私が普段読んでるビジネス誌に比べて、音楽誌の写真はひときわこだわってる感じがとても伝わってきます。

最近でも私はNumberのオリンピック特集とかW杯特集は、習慣的に毎回購入しつづけている人間なんですが。

多分ネット人間の私が紙の雑誌のNumberを買い続けているのも、やっぱり写真とテキストを同時に視野に入れることができる紙の雑誌ならではのメリットが大きいんだなと再確認した次第です。

で、これまた動画のインタビューでも良いじゃんという話もあるんですけど、多分また違うメリットがあるんですよね。

動画は動画で当然良さがあるんですけど。

雑誌のインタビューの方が、物体としてのコレクション性が高かったり、写真としてのクオリティが高かったり、すぐに何度でも見返すことができたり、飾れたりと。
映画におけるパンフレット的な位置づけとでも言えば良いでしょうか。

これだけ雑誌の廃刊ラッシュが続いている時代ではありますが、音楽雑誌やエンタメ雑誌にはアーティストのファン向け冊子作りとか、違う生き残り方があるのではないかなという気がしてきた今日この頃です。

金曜日の雑談部屋「ミライカフェ」では、皆さんとこの辺の話題を雑談できればと思っています。
タイミングが合う方は是非ご参加下さい。

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