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満を持してリリースされた「mixi2」の勝ち筋は、やっぱりコミュニティ機能かも。

いやー、来ましたね、mixi2。

個人的には、今年の3月にmixiが20周年記念イベントを開催した際に、案外株式会社MIXI側の方々の力が想像以上に入ってた印象があったので、ひょっとして大規模なリニューアルがあるかなと密かに思っていたんですが。

まさかのナンバリングで新しくサービスをリリースするパターンでした。
(ちなみに、笠原さんの投稿の日付をさかのぼった限りでは、社内βは少なくとも7月末から稼働していた模様です。)

実は私は今週末は恥ずかしながら寝込んでまして、完全にmixi2祭りにも乗り遅れてしまったんですが。
軽く触ってみた感じだと、これは冒頭の記事にあるように、マイミクとか足跡とか日記とかの要素が無いので、まぁ「新しいmixi」というよりはサービス的には「新しいツイッター」ですね。

でも、結構個人的には20周年記念イベントの時の閑歳さんの「時代はいまmixiを求めている」というプレゼンがめっちゃ印象に残っていまして。

Xがイーロン・マスク氏のもとに明確に「対戦型SNS」を標榜するようになって、明らかにこれまでよりもいろんなものの炎上可能性があがってしまったことを考えると。

ツイッター好きの日本人にとって、mixi2は一つの有効な選択肢になる可能性が十分ある気がします。
Slackみたいな多様なリアクションアイコンとか、ちょっとしたギミックがいかにも日本人好きそうな完成度ですよね。

もちろん、日本で「mixi2」が存在感を増すためには、「X」はもちろん「スレッズ」に「Bluesky」にと、巨大なグローバルプラットフォームとの戦いが待ってはいるんですが。

特に個人的に注目しているのが「mixi」の昔からの特徴の一つでもあるコミュニティ機能。

本家ツイッターやXではコミュニティ機能は、あまりうまくはまらなかった印象ですが、mixi2のコミュニティ機能は登録すると、タイムラインにコミュニティの投稿も、フラットに並ぶのが印象的。

ここが今の日本人のニーズにマッチすると、ひょっとするとひょっとする可能性はあるんじゃ無いかなと思います。
グローバルプラットフォームのSNSがタイムラインをAIのお勧めフィード全ぶりにしてきている中で、はたして時系列遵守路線がどうなるのかも注目点。

笠原さんもかなりテンション高い投稿をされていたので、今後が楽しみです。

(ちなみにmixi2の投稿は上記のようにリンクすると、全文ではなく一部だけ転載可能な仕様の模様。この辺も炎上しにくさを意識してる印象です。)

一応招待制ではありますが、招待リンクから誰でも登録できますので興味ある方は是非どうぞ。


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徳力基彦(tokuriki)
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