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事件通知アプリ「Citizen」の、現場中継の民主化のアプローチが興味深い。
いやー、いよいよこういう時代かぁ。
アメリカでは、事件通知アプリの「Citizen」が、事件現場の中継や目撃者や警察関係者へのインタビューをする人を時給25ドルで募集し始めてるんだとか。
そもそも、スマホのアプリでリアルタイムで犯罪や事故、緊急事態などの情報を提供してくれて、ユーザーは地図上でその情報が確認できる、というのがさすがアメリカだなと思っちゃいますが。
その情報をボランタリーベースから、クラウドソーシング的な有料モデルにシフトし始めているというのが興味深いです。
ザッとツイッター見ただけでも、実際に行方不明のオウムを、このアプリのユーザーが見つけたみたいな動画が上がってて面白いです。
WATCH: Two Citizen users reunited Sunny the parrot with her loving owners.
— Citizen (@CitizenApp) April 12, 2021
“It’s a good lesson in life, to be able to teach her that there are really good people out there.” 💚 pic.twitter.com/0gHvBC56uB
まぁ、日本だとここまでの事件通知アプリは必要性を感じないですし、この犯罪報道の文脈だと、いろいろリスクの方が大きすぎる気もしますが。
メディアがこうやって一般の人に取材や中継の一部を依頼するというパターンはあり得ると思うんですよね。
本当は東京五輪でこういう観客によるスマホ中継とかを実験できると面白いのにと5年前から妄想してたのが懐かしいです。
現実問題として、記者が事件や事故の直後に現場に急行するよりも、現場にいる一般人に現場の中継を依頼するという選択肢はある気はします。
日本で同様のアプローチを取る企業が出てくるのか注目したいです。
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![徳力基彦(tokuriki)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/8041701/profile_06d97c1250e8b7a62ac2725749e89e87.png?width=600&crop=1:1,smart)