米津玄師さんの、ハチ名義楽曲「ドーナツホール」へのGODIVAのコラボ提案が面白い
これ、ちょっと目の付け所が面白いですよね。
ハチというのは、米津玄師さんのボカロPとしての名義なんだそうですが、そのハチとして2013年10月にリリースした「ドーナツホール」という楽曲にGODIVAが商品を出したいとコラボ提案をしてきたそうです。
その結果、米津さんが新たに絵を描こうと一念発起して、制作された新しいMVがこちら。
そして、このMVに出てくるキャラクターがデザインされたGODIVAのコラボ商品が発売される展開になっています。
2013年に公開された元々のMVがこちらなんですが、再生回数が6300万回超えと、ハチ名義の楽曲として人気曲だったようです。
そこに目をつけてコラボ提案するGODIVAのセンスも素晴らしいですよね。
企業がコラボを提案する形でアーティストが楽曲を制作するというのは、最近でもAdoさんのショコラカダブラとか、NewJeansのコカコーラコラボとか増えてきている印象ありますけど、これって新曲を出すという意味で企業にもアーティストにもヒットするかどうか分からないリスクもあると思うんですよね。
きっとコラボにかかるコストも大きいでしょうし。
一方で、今回のGODIVAの提案は過去楽曲のリブートですし、文脈さえファンを裏切る形にならなければ、比較的リスクを小さく実施できるコラボのように思います。
これまでアーティストと企業のタイアップというと、CMソングとしての起用みたいなのが普通だったと思いますが。
今回のGODIVAのコラボのように、CM枠へのコストよりもアーティストのMV等のファンが喜ぶものそのものにお金を投下するタイプのコラボは、今後どんどん増えそうな気がします。
なお、明日13時からの雑談部屋「ミライカフェ」では、この辺の話題を皆さんと雑談できればと思っています。
タイミングが合う方は是非ご参加下さい。