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マーケティングの効果測定に悩んでいる人にとって書籍「売上の地図」は、文字通り「迷路」から抜け出るための地図になるはず
来週、著者の池田紀行さんにガッツリ質問させていただくお時間を頂くこともあり、書籍「売上の地図」の読書メモを公開しておきたいと思います。
この書籍は「売上の地図」というタイトル通り、企業が売上をあげるためのポイントを20の地図に分解して解説してくれる書籍です。
特に私に近いソーシャルメディアとかオウンドメディアとかの仕事をされている方なら、必ずといって良いほど「それって売上に効くの?」と聞かれて困った経験をされているはず。
著者の池田紀行さんは、トライバルメディアハウスでもう15年以上この質問に対峙してきた方で、だからこそそれぞれの項目に対して論理的かつ明確に、売上との関係を解説してくれています。
目次をお見せするとこんな感じ。
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こんな感じで20個の地図が詰め込まれているので、300ページを超える最近では珍しい分厚い書籍になっています。
特に私のnoteを読んで頂いているような方には、第5の地図の「売上とクチコミ」から「売上とソーシャルメディア」「売上とオウンドメディア」あたりが気になるパートになるんじゃないかと思います。
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でも、おそらく大事なことは、まずこの全体像を俯瞰できるようになることなんですよね。
どうしても、最近はデジタル化で「コンバージョン」的な売上貢献の直接要因に脚光が当たった結果、間接的な売上への影響がある活動が軽くみられがちになっていますが。
本来は企業活動において売上と全く関係ない活動の方が少ないはずだったりすると思ったりします。
この丁寧なファネルの分解図がその1つの示唆になっているように思います。
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おそらくこの本を読んだ多くの方が、これを自分の上司に読んで欲しい、と思うことは容易に想像できる書籍になっています。
書籍のメンバー全員が同じ地図を手に企業活動に邁進できれば、多分日々の議論も凄いスムーズになるはずなんですよね。
ということで既に本を読んだ方もまだの方も、直接池田さんの口から「売上の地図」の解説を聞きたいよと言う方は、こちらのイベントに是非ご参加下さい。
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