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TikTokは中国市場向けと海外向けの2つのバージョンで展開しているらしい

これは勉強になるレポート。

ハーバードビジネスレビューの記事がウェブで読めるとは知りませんでしたが(汗)
こうやって、HBRらしくまとめてくれると1記事で大体の状況が分かってありがたいですね。

TikTokが中国市場向けと、中国以外の海外向けという2つのバージョンに分かれているとは知りませんでした。
でも、考えてみたら検閲あるから当然なんですかね。

個人的にも、今年はTikTokの勉強(?)に相当な時間を突っ込んでますが、気になるのが現在の米中摩擦による影響。
アプリに上がってくる動画を見てると、明らかに米国のユーザーも激増している印象ですが、この記事にあるようにTikTokがFacebookとかYouTubeとかのライバルになり得るのだとしたら、当然米国政府にとっても気になる存在になりますよね。

今後、TikTokがそういう政府の空中戦に名前が上がるような存在になるのかどうかも気になるところです。

ちなみに、記事内にあるTikTokのAIによる「極端な手段」という表現はなかなか興味深いです。
FacebookもTwitterも、いまやAIがタイムラインをお勧め状態にするのが一般的ですが、それはあくまでフォローしてる人の投稿やリツイートが中心。

TikTokはサービス全体からAIが強制的にオススメを見せていて、それでもユーザーが納得してるんですよね。
確かにこの違いは大きい気がします。



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徳力基彦(tokuriki)
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