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「ショートドラマ」の次は、TikTokに「ショートアニメ」の波が来そうな予感

これちょっと興味深いなと思ったのでご紹介。

この4年ほど毎年開催されている「TikTok TOHO Flim Festival」ですが、今年は初めてアニメ作品がグランプリを受賞したそうです。

グランプリを受賞した「遊園人」という作品がこちら。


4分ほどの素敵な作品になってます。

しかも、今年はグランプリをアニメ作品が受賞しただけでなく、「アニメ・CG賞」に加えて、「きみの色」賞もアニメ作品ということで、受賞作品の3作品がアニメーション作品という結果になったようです。

ここ数年、上田慎一郎監督の「レンタル部下」が、カンヌのショートフィルムコンペティションを受賞したり。

TikTokの2024年上半期トレンド大賞を「ショートドラマ」が受賞するなど、確実にTikTokの中においてショートフィルムとかショートドラマ旋風が巻き起こる結果になった数年だったと感じているんですが。

今回の受賞の傾向とかを見ていると、今後はショートアニメが新しい流れとして注目されそうな印象が強くありますね。

特に、個人的に注目しているのがBUMPの澤村さんが話していた「エンタメの民主化」というキーワード。
いきなり一般人が30分のアニメ作品つくるのってかなりハードル高い行為だと思いますが、数分のアニメ作品ならそのハードルはグッと下がるんですよね。

今回の「きみの色」賞受賞作品が、TikTok投稿1作品目なのが象徴的だと思います。

現在の世界でのアニメの盛り上がりを考えると、間違いなくショート動画プラットフォームにおいてもアニメが1カテゴリとして盛り上がるはずで。

そこでまたショートドラマにおける「ごっこ俱楽部」のような、新しい日本の才能がたくさん芽吹いてくれると良いなと妄想しております。


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徳力基彦(tokuriki)
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