ヘンリー王子夫妻の告白を、「アーチウェル」のPR戦略の一環として見ると確かに面白い
なるほどなぁ。
ヘンリー英王子と妻のメーガン妃の、オプラ・ウィンフリーのインタビュー出演は、正直なんともいえないドロドロしたものを後ろに感じてしまって、どっちもどっちだなぁという感じで見ていたんです。
なにしろNetflixの「ザ・クラウン」を見ているせいで。
今回のメーガン妃とイギリス王室との確執とかって、歴史は繰り返すとしか感じない自分がいたりするんです。
なにしろエリザベス女王のおじさんにあたるエドワード8世は、離婚したアメリカ人女性と結婚するために退位しちゃってましたし。
エリザベス女王の妹のマーガレット王女は、これまたなかなかに波瀾万丈な人生を送っていたみたいですし。
エリザベス女王の息子であるところのチャールズ皇太子は、ダイアナ妃とカミラと三角関係みたいですし。
凄いんですね、イギリス王室。
日本の小室圭さん問題が可愛く見えるレベル。
まぁ、そりゃあ自律したアメリカ人女優のメーガンが、イギリス王室にはいればこうなるわなぁ、としか思わなかったんですが。
記事にあるように、あのオプラウィンフリーとの対談を、彼らのブランド「アーチウェル」設立に向けて用意周到に計画された「お披露目計画」のクライマックスと考えると、確かに見え方は変わってきますね。
「アーチウェル」は、2人が昨年末に立ち上げたチャリティ団体なんですが。
これが2人のこれからの活動のベースになる模様。
昨年末のチャリティ団体始動から、今回のオプラウィンフリーの対談に向けて、世界の注目を自分達に向ける流れを、戦略的なPRとしてくんでいたんだとしたら、イギリス王室はもちろん、世界中が見事に夫婦の手の平の上で転がされたことになりますね。
そうなると、過去のエドワード8世やマーガレット王女と並べて比較するのは失礼な話なのかも。
いやー、「ザ・クラウン」がいつか今回の舞台裏も描いてくれるのか、今から楽しみです。