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XGの日本のテレビ出演が、どれぐらいのインパクトがあったのかを軽く調べてみました。

さて、XGの日本の音楽番組初出演ラッシュの4日間が終了しました。
何と言っても今回はXGが日本の音楽番組でパフォーマンスするのが初ですし、個人的にも反響にめちゃめちゃ興味があったので、軽く調べてみました。

1週間の「XG」の話題数のグラフで見るとこんな感じ。

6月14日のテレ朝「ミュージックステーション」出演がやはり波が大きいですね。
パフォーマンスはCDTVのみがフルで他はショートバージョンだったんですが、やはりミュージックステーションは初出演だし、タモリさんとの絡みとか、トークとかいろいろあったからですかね。

ちなみに、グラフが少し隠れてしまっていますが。
6月15日夜のNHK「Venue101」のピークが2583件、6月17日のTBS「CDTV ライブライブ」のピークが2704件なので、「ミュージックステーション」の反響が他の番組の3倍以上だったという結果でした。

ちなみに、月間で見るとこんな感じ。

6月14日が17498件で、6月15日の6814件、6月17日の6093件の3倍近くという結果になっています。

なお、5月末の山は、25日26日の横浜Kアリーナでのライブの盛り上がりです。
投稿がそれぞれ6440件、8730件なので、「Venue101」と「CDTV ライブライブ」は、2万人近くを動員したと思われるライブ1日と同じぐらいの投稿数を生み。
「ミュージックステーション」はKアリーナの2日間を足したよりも多い数の投稿を生み出したことになります。

もちろん、投稿以外にも黙って視聴している人の人数を考えると、テレビの影響力はまだまだ大きいのが分かりますね。


ただ、やはり気になるのは日本の音楽番組は、韓国の音楽番組に比べると、出演したことに対するストック価値が低いこと。

韓国の音楽番組は基本的に出演した際の動画がフルでYouTubeにもアップされているので、世界中のファンが何度も見直すことができるんですよね。
例えば下記のKBS WORLDの動画は視聴回数が2週間で183万を超えています。

Mnetのこちらの動画も142万超ですね。

コメント欄にも様々な言語で、それぞれ5000件を超えるコメントがついています。

一方日本のテレビ局は、NHKの「Venue101」が50秒ほどのショートバージョンをアップしているだけで、「ミュージックステーション」と「CDTV ライブライブ」はパフォーマンスのアーカイブはアップしていません。

そしてNHKミュージックはコメント欄も閉じており、エンベッドも不可。
まぁ、受信料で運営されているから仕方が無いんでしょうけど。

「ミュージックステーション」も出演者のコメント動画はあるんですが、パフォーマンスはTVerですら見れません。

「CDTV ライブライブ」は今のところ告知動画のみ。

ただ、「CDTV ライブライブ」は一部アーティストには楽曲動画をアーティストのチャンネル用に提供しているようなので、こちらはXGも同様の対応をしてくれるところを期待したいところ。

いずれにしても、地上波の視聴率が減少傾向にあることを考えると、ある程度認知を取ったアーティストからすると、徐々に日本の音楽番組の出演の価値というのは下がっていくリスクがあるような気はしています。

追記:ちなみに、CDTVライブライブは、個人的にもカメラマンが凄いと素人目にも分かったんですが、プロの方の解説スレがめっちゃ分かりやすいので是非どうぞ。

やっぱりこれは永久保存版としてXGのチャンネルにアップして欲しいですよね。

ということで、各局の音楽番組には、日本ならではの新しい取り組みに挑戦してくれるのを注目したいところです。

とりあえず、「CDTV ライブライブ」で1週間だけはXGのフルパフォーマンスもご覧になれますので、是非どうぞ。

なお、今日の夜21時の雑談部屋「ミライカフェ」では、このあたりの話題も皆さんと雑談できればと思います。
タイミングが合う方は是非ご参加下さい。


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徳力基彦(tokuriki)
ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。 このブログはブレストのための公開メモみたいなものですが、何かの参考になりましたら、是非ツイッター等でシェアしていただければ幸いです。