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劇場版「ハイキュー!!」の大ヒットには、ファンの「推し活」が影響していたらしい

これはちょっと意外でしたけど、とても納得する内容でした。

今年メガヒットした映画と言えば、何と言っても興行収入150億円超えした「名探偵コナン」なわけですが、それに続いたのが興行収入115億円の「ハイキュー」なんですよね。

恥ずかしながら、私は「ハイキュー」を最近まで読んだことがなかったので、この映画がここまでの大ヒットになるのを正直、驚きとともに見守ってました。

で、上記の日経クロストレンドの記事で納得したのが、今回の劇場版「ハイキュー」は、グッズと連動した女性ファンの「推し活」を最初からターゲットにしていたという点。

何でも「映画の番外編漫画を含め全128ページにもわたる『33.5巻』の表紙違い2種や、原作漫画37巻の掛け替え用カバー、オリジナルイラストといった特典を配布。」

原作者が描き下ろしなどで全面協力していて、第1弾の33.5巻は最初から200万冊配布されていたんだとか。
実際、10月30日に発売されたBlu-ray&DVDも、特典が盛りだくさんバージョンが発売されていました。

いやー、「ハイキュー」って連載されているの少年ジャンプですよね。
昭和世代の人間からすると、少年ジャンプのマンガを女性が推し活の対象として映画館に何度も足を運ぶとか、なかなか腹落ちしないんですが。

ペンライトの色がせりふ・音楽などに合わせて自動で変化する「自動制御ペンライト演出付き応援上映」なんかも実施されていたとのことなので、もはや完全にアーティストのライブ観戦ですよね。

異様に長いロングヒットになった「THE FIRST SLAM DUNK」もそうだったように、スポーツマンガの映画というのが、案外何度もスポーツ観戦をする形で映画館にとっては非常に重要なコンテンツとなる流れになっている気がします。

今日13時からの雑談部屋「ミライカフェ」では、皆さんとこの辺の話題も雑談できればと思っています。
タイミングが合う方は是非ご参加下さい。


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徳力基彦(tokuriki)
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