普通のおじさんでも、TikTokのフォロワー5000人超えられたので、ポイントをメモしてみる
いやー、ビックリです。
年始から、ひっそりとTikTokおじさん活動を続けてたんですよ。
そうしたら。
今週ついにフォロワー5000人を超えることができたんですよ。
もちろん、TikTokにはフォロワー数十万とか100万超えてる人とかゴロゴロいるので、5000人って普通なんですけど。
でも、まぁ普通のおじさんとしては多いほうかなと(自画自賛)。
「TikTokってあれでしょ?高校生とかが踊ってるやつでしょ?」
「モデルとかの女の子が自撮りでやってるやつでしょ?」
「おじさんとかがTikTokとかやってもフォロワーなんか増えないでしょ?」
って思うじゃないですか。
でも、やりようによっては違う可能性があるみたいです。
ということで、あんまりニーズないかもしれませんが、どうやって私がフォロワー5000人までたどり着けたかまとめておきます。
■面白い動画なら初心者でもオススメに入る
最初はそれこそ当然フォロワー0人からで、ブログの記事に影響されて、AIを理解するために始めたんですよね。
初期はFacebookの友人も全然いないし。
ツイッターで告知してみても、フォロワーは全く増えませんでした。
でも、フォロワー1人でも300回とか数千回とか再生される仕組みに驚いて、ゆるゆると続けていたんですが。
ある日シンガポール旅行の時に撮ったこの動画が爆発します。
ホテルのビュッフェで、ロティの列に並んでたら、在庫が切れたみたいで職人さんが作り始めたので、待ってる間ヒマだし思わず撮った偶然の動画です。
当時のフォロワーはそれこそ数十人だったんですが、この動画の再生回数は現時点で160万再生超えてます。
TikTok勉強会で教えてもらったんですが。
なんでもTikTokは、AIが自動的に初心者の動画も数百回誰かのオススメに出してくれてるみたいで、その時のリアクション数や再生回数を元に、その動画を次のフェーズにすすめるかどうかを決めてる模様。
市の大会、県大会、全国大会、世界大会みたいな感じですかね。
私のロティの動画は運良く、この全国大会ぐらいまで行くことができた模様。
これで、徐々にフォロワーが増えていくことになります。
YouTubeでは、全く自力で再生回数を増やせなかった私ですが、これですっかりTikTokのフラットな仕組みに惚れ込んでしまい、半年以上地道に継続することになるわけです。
■ヒット動画は長い期間粘ってくれる
で、面白いのは、ツイッターの動画とかはいくらバズっても数日したら見られなくなるんですけど、TikTokのオススメ動画は結構長いこと見られ続けることなんですよね。
例えばこちらの富士山動画とかもオススメ入りして、140万再生越えしてますが、投稿してから数ヶ月間コメントがつき続けてたりしました。
要は、TikTokはストックが効くってことなんですよね。
おすすめに掲載された動画以外も、不思議なタイミングで再生数が増えていたりします。
ヒット動画経由で、ユーザーがプロフィールを見に来て、それ以外の動画も見てくれたりするのが影響しているようです。
てっきりTikTokは、ツイッターと同じでフローで流れていくサービスだと思っていたので意外でした。
ある意味、ブロガー属性の人向けかもしれません。
ちなみに、上の富士山の動画についてるコメントは、やれ富士山は静岡のものか山梨のものか、みたいないわゆるネット掲示板的な投稿です。
イマドキの若い世代は、動画を起点にコミュニケーションをしてるんだなぁとシミジミ感じてしまったりします。
■美男美女最強
一方で、TikTokおじさんにとって悲しい現実は、やはりなんと言っても美男美女には全く勝てないという点です。
(まぁ、そもそも最初からそこで勝負しても意味ないんですけど。)
オススメに上がってる動画をいろいろ見てみてますが、美人の自撮りコンテンツは動画がまだ数個しか上がってなくても、平気で数万フォロワーとかになってたりするんですが。
私のような、旅の動画とか、VLOG系のコンテンツは、テーマに統一性があるとか、めっちゃ凝ってる動画ばかりとかでないと、なかなか、フォロワーは増えないのが現実です。
私も、いしたにさんのひらくPCリュックのイベントの際にモデルさんたちを撮影した動画をアップした際に、一気にフォロワーが増えるという現象を体験しました。
まぁ、もう2度とないと思いますけどね。
明らかにこの時にフォローした人たちは、私の他の動画を見て、こんなはずじゃなかったと思っているはずですし(苦笑)
美男美女の場合は、永遠に自撮りしてるだけでどんどんコンテンツを生み出せるんですが、私のようなTikTokおじさんは、旅行に行ったり普段と違う動画を撮れるところに行かないと動画自体のネタ切れを起こすというのも圧倒的な違いです。
まぁ、こればっかりは今更どうしようもないので、素直に別物と諦めましょう。
■ディズニーとユニバがオススメに出やすい(気がする)
後半のフォロワーの伸びに貢献したのが、ディズニーランドとユニバーサルスタジオの動画でした。
こういうやつとか。
こういうやつ
それぞれコアなファンの方がいるので、なんとなくハッシュタグ投稿する価値が高い印象もありますし、フォロワーになってくれる確率が高い印象です。
5000人に到達するまでのグラフで、途中で一気に増えているのはこのディズニー&ユニバ動画の貢献でして、そこが終わったらまた頭打ちになっているのが分かると思います。
まぁ、ディズニーやユニバ動画だけに興味があって私をフォローした人は、私が関係ない動画を投稿し始めるとアッサリ離脱する気もしますけど。
オススメ動画見てても、ディズニーとUSJの動画は結構良く出てくるので、TikTok初心者の方は最初はこういう動画から初めて見るのが良いかもしれません。
■海外のユーザーの方が気軽にフォローしてくれる
ちなみに、この方法はなかなか狙ってはできないんですが、TikTokのフォロワーを増やす裏技的に地味に有効なのが、海外のTikTokユーザーに動画を見てもらうことです。
例えばユニバーサルの、このハリーポッターの門の動画は、なぜか海外の人にウケまして。
他の動画が視聴者の99%が日本なのに対して、なぜかこの動画だけ、日本は14%で、サウジやトルコが続くという謎の結果になっています。
どうしても、日本でTikTokを使っている限り、まずは日本の地方選を勝ち抜かないと海外のユーザーに表示すらされない気がするので、最初から海外のユーザーを狙うのは難しい気がするんですが。
こうやって海外のユーザーに表示されるようになると、明らかにフォロワーの増え方が変わります。
これは私の勝手な想像ですが、日本人は本当に自分が興味あるコンテンツをあげてる人しかなかなかフォローしないのに対して、海外のユーザーは比較的面白い動画を見たら初見で即フォローしてる印象です。
もちろん、この傾向は国によって違うとは思いますが。
(いつかTikTokの中の人に聞いてみたいです)
そんなこんなで、当初95%以上が日本のフォロワーだった私のTikTokアカウントも、気がついたら30%が海外の人という状態になっています。
日本語で投稿してるのに、この比率は凄いですよね。
TwitterやInstagramだと、さすがにこうはならないはず。
YouTubeならやりようはあるのかもしれませんが、TikTokは15秒しか動画を上げられない(フォロワーが増えると1分あげられるようになりますが)ので、変に編集に手間をかけられない分、時間をかけずに撮った動画をポンポン上げられる気軽さも魅力です、
ということで、8ヶ月間、地道に160個の動画をアップし続けてきたTikTokおじさんの現時点でのメモでした。
中国本社のサービスということで敬遠されている方も少なくないようですが、明らかに欧米のユーザーも増えてる感じですし、なんとなくネット業界の関係者やマーケティング関係の方は、このトレンド自体はウォッチしておいた方が良い気はしてますので、一緒にTikTokを研究したいという方は、是非TikTokでもつながってください。
ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。 このブログはブレストのための公開メモみたいなものですが、何かの参考になりましたら、是非ツイッター等でシェアしていただければ幸いです。