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歯を抜く、イボを取る、断捨離する。すべてに「ありがとうとさようなら」

親知らずを抜きました。
近くの歯医者さんは抜く自信がなかったのか、
やたらと口腔外科へ行くのを勧めるので、
友達が働いている口腔外科に相談。
すると、1日に何本も親知らずを抜いている先生を紹介してくれ、
診察に行ったその日に抜いてくれました。
麻酔をしているし、痛さもほぼなく、
先生が抜いている最中は、
「メリメリ、バリバリ」という音が頭の中に響いているだけ。
「終わったよー」と言って、先生が見せてくれた親知らずは
めちゃくちゃ大きくて驚きました。
「こんなに大きいんですね!」と記念に写真を撮ったのですが、
載せるのはちょっとエグイかしらと思ったのでやめます(笑)。
それにしても、こんなに大きな歯が、しっかり根を張っていたとは!
何十年も口の中にいてくれたなんて、
なんだかとてもありがたくなって、
親知らずに「これまでありがとう」と心の中で呟いておりました。

まぶたの上にあったほくろが10年近くかけて大きくなって
気が付くと大きなイボになっていました。
さすがに気になりはじめたので
息子の皮膚科に行ったついでに先生に診てもらうと
「液体窒素で取れるんじゃないかな」と言うことで
早速、液体窒素を患部にシュー。
「しばらくしたら、かさぶたみたいになってポロッて取れるから」と
先生が言うので数日間、様子を見ていました。
確かにかさぶたのように茶色くなったけれど、
なんだか大きくなったような気が…。
と、思ったら突然ポロっと剥がれました。
まだ少しぼこっとしてますが、
こちらも長い間、目の上ですくすく成長していたのだなと思うと
「ありがとう、おつかれさま」と言いたくなりました。

衣替えのタイミングで断捨離をしようと思っていました。
思ったより早く寒くなってしまったので
昨日から慌ててガシガシ断捨離しています。
まだまだ途中ですが、
「今までありがとう」と呟きながら
ゴミ袋に服やら、書類やら、その他もろもろを入れていきます。
仕事柄、どうしても紙ものが多く、
ペーパーレスの時代に合っていないなぁと思いつつ、
雑がみの袋はあっという間にパンパンに。
部屋がだいぶ広くなりましたが、まだまだです。

いろいろなものに感謝しながら、さようならをしているここ数日。
歯も、イボも、服も、書類も、本も、ぜーんぶありがとう。
あとは、体中をまとっている脂肪だけかな(苦笑)。
脂肪さんは随分愛着があるようで、
なかなかさようならできませんが。

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