死がふたりを分かつまで
あまり降ることのない雪に興奮した跡。
サイゼリヤで思い出を話していた時、友だちが忘れたくないなぁと言っていた。
昨日サイゼリヤで思い出を話していたこともいつか思い出になるなら、日々の全てを大切にして保管していかなければならないと思った。
クラスメイトに嫌われながら好かれながら生きてきたけれど、私のことを褒めてくれた子がいてとても泣きそうになってそのまま泣いた。
くらげを見つけると買ってしまう。
ガチャガチャでくらげを見つけて、一回目で当てた。
こういう運がとてもいいから、ラッキーをあげるみたいに人にあげよう〜。
教えてもらった曲をきいて、また泣いた。
私は大切なものが沢山あって、失った大切なものが沢山あって、増えていく大切なものを大切にできる自信がない。
始まれば終わる、という言葉を抱えて生きてきたけれどまたそれを実感する季節になってきた気がする。
誰かといる時に、さよならの時間がいつか来ることを考えしまってひとりで勝手に寂しくなる。
でも、終わらなければ始まる時間の尊さに気づくことが出来なくなりそうだから私はひとりの時もだいすきでいなければいけないのだ。
努力をするときはひとりでないといけないのだ。
朝の大和川の水面の光が全てを吸い込んでしまいそうだった。
次の季節に誰の名前を付けようか。
1駅、また1駅と、現実へ眠そうな顔の人たちと向かっていく。
昔借りた本をまた読みたくなって買った。
また、物に思い出を託している。
寂しくならないように、日々を忙殺して、忙殺しすぎて何もできなくなる。
私は、いつになったら大人になれるだろうか。
去年掲げた抱負を今年にも持ち込もうと思う。
変わっていくものばかりだけど変わらずに好きでい続けているものを抱きしめようと思った。
私は映像も音楽も、字幕や歌詞が表示されている方がすき。
最近の好きな歌詞は、藤井風の旅路。
あの日のことは忘れてほしいし、あの日のことは忘れるね。
失うものしか大切にできないのかな。
こんなに過去や今のことしか考えていないのに、明日を生きられるのでしょうか。
朝が好きです。
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